特許
J-GLOBAL ID:200903043603330990

岩盤崩落予知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 一豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-107318
公開番号(公開出願番号):特開平10-300729
出願日: 1997年04月24日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 AEセンサーで検知した検出情報の無線伝送に要する消費電力を低減させ、AE音検知側の電源設備を安価に得ると共に、長期間にわたるAE音の自動検知を可能とする。【解決手段】 崩落の危険がある岩盤に固定されたAEセンサーが検出したAE信号に従ってカウント信号を累積カウントし、予め設定した一定時間間隔毎に汎用通信機構を短い通信時間の間、スタンバイ状態とし、バッテリーと太陽電池とで電源機構を構成した複数の検知通信装置と、一定時間間隔毎にポーリング信号を検知通信装置に発信してカウント信号を送信させる中央管理コンピュータとから構成し、汎用通信機構の稼働を一定時間間隔毎の短い通信時間だけとして、各検知通信装置の通信消費電力の大幅な削減を可能とし、電源機構をバッテリーと太陽電池との組合せで構成することを可能とした。
請求項(抜粋):
岩盤(7) に固定され、該岩盤(7) に発生したアコースティックエミッション音を検知して出力する所望数のアコースティックエミッションセンサー(3) と、該アコースティックエミッションセンサー(3) からの検知信号を入力し、該検知信号のピーク値が、予め設定した基準値を越える回数を累積カウントして記憶し、該記憶したカウント信号の出力により記憶をクリアして、カウント信号の新たな記憶を開始するカウント機構(4) と、汎用通信機構(5) と、太陽電池とバッテリーの組合せで構成した電源機構(6) と、で構成され、予め設定した一定時間間隔毎に、前記カウント信号の送信に必要な短時間の通信時間の間だけ、通信可能なスタンバイ状態となる複数の検知通信装置(1) と、該複数の検知通信装置(1) のそれぞれに、前記予め設定した一定時間間隔毎の前記通信時間内に、前記カウント信号の送信を指令するポーリング信号を順に発信し、受信した前記カウント信号に基づいて前記岩盤(7) の崩落危険度を判断する中央管理コンピュータ(2) と、から成る岩盤崩落予知装置。
IPC (3件):
G01N 29/14 ,  G01D 21/00 ,  G01V 1/00
FI (3件):
G01N 29/14 ,  G01D 21/00 D ,  G01V 1/00 Z

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