特許
J-GLOBAL ID:200903043603742776
リチウムイオン二次電池要素
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-318512
公開番号(公開出願番号):特開平11-154534
出願日: 1997年11月19日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 正極/セパレ-タ/負極が積層された構造のリチウムイオン二次電池においてパッキング効率が高く、コンパクトに充填された高エネルギ-密度の電池であり、高安全性、高信頼性、生産性に優れた軽量、薄型が容易なリチウムイオン二次電池要素とその電池、製造法を提供する。【解決手段】 ゲル分率20〜80%の架橋されたポリ弗化ビニリデンまたは弗化ビニリデン共重合体を含むポリマーゲルをセパレ-タとして、正極および負極が積層・一体化された構造において、電極の活物質層が集電体上に帯状に形成され、この活物質ゾ-ンサイズを規定することにより積層体を折り曲げ構造に加工できる電池要素とこの製法およびこれを外装体にパッケ-ジした電池。
請求項(抜粋):
正極と負極をセパレ-タを介して積層してなる電池要素において、該セパレ-タが、ポリ弗化ビニリデンおよび/または弗化ビニリデン共重合体を含むゲル分率20〜80%のポリマーマトリックスにリチウムイオン電解液を保持させてなるポリマーゲルからなり、該セパレ-タ、負極、正極の幅が下記(I)式で表される関係を有し、Ws>Wc≧Wa (I)(式中、Wsはセパレ-タの幅を、Wcは負極の幅を、Waは正極の幅を表す。)且つ、正極および負極が、それぞれの電極活物質層を集電体表面に形成してなるものであって、少なくとも正極において、活物質層の厚さが均一である領域(平面領域)と該活物質層の厚さが平面領域より薄いまたは活物質層のない領域(薄層領域)とを長手方向に交互に帯状に有しており、正極と負極の対向する薄層領域と平面領域の長さが下記(II)式と(III)式を満足しており、La+la =Lc+lc (II)La≦Lc (III)(式中、Laは正極の平面領域の長さを、Lcは負極の平面領域の長さを、laは正極の薄層領域の長さを、lcは負極の薄層領域の長さを表し、lc=0であっても良い。)更に、この電池要素が少なくとも1箇所、上記薄層領域で約180 ゚折り曲げられた構造を有することを特徴とするリチウムイオン二次電池要素。
IPC (3件):
H01M 10/40
, H01M 2/16
, H01M 4/02
FI (3件):
H01M 10/40 Z
, H01M 2/16 Z
, H01M 4/02 B
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