特許
J-GLOBAL ID:200903043610396980

フィブリノーゲン、トロンビン、およびアルコールを含む懸濁液、該懸濁液を調製する方法、該懸濁液によって担体をコーティングする方法、担体のコーティングを乾燥させる方法、およびコーティングされたコラーゲンスポンジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 清水 初志 ,  橋本 一憲
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-559084
公開番号(公開出願番号):特表2004-520124
出願日: 2002年01月25日
公開日(公表日): 2004年07月08日
要約:
フィブリノーゲン、トロンビン、アルコール、および任意選択的にアプロチニンの懸濁液は、フィブリノーゲンのアルコール溶液をトロンビンのアルコール溶液と混合することによって得られる。懸濁液は、フィブリノーゲンおよびトロンビンの粒子を含み、そのFolk Ward平均直径は25〜100μmである。トロンビンは、ヒト、ウシ、または組換え型であってもよい。フィブリノーゲンはヒトまたは組換え型であってもよい。コラーゲンスポンジのような担体を懸濁液によってコーティングする方法、およびコーティングを乾燥させる方法を開示する。コーティングされたコラーゲン担体は、担体がフィブリン膠、すなわちフィブリノーゲンとトロンビンとの固化成分によってコーティングされる、組織の接着、組織の密封、および止血のための即時使用可能な吸収可能な組成物として用いてもよい。
請求項(抜粋):
懸濁液がフィブリノーゲンおよびトロンビンの粒子を含み、粒子のFolk Ward平均直径が25〜100μmである、以下の段階を含む方法によって得られる、フィブリノーゲン、トロンビン、およびアルコールを含む懸濁液: - フィブリノーゲンとアルコールとのフィブリノーゲン混合物を提供する段階、 - トロンビンとアルコールのトロンビン混合物を提供する段階、 - 前記の懸濁液を得るために、フィブリノーゲン混合物とトロンビン混合物とを混合する段階。
IPC (2件):
A61L15/16 ,  A61L15/44
FI (2件):
A61L15/01 ,  A61L15/03
引用特許:
審査官引用 (4件)
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