特許
J-GLOBAL ID:200903043615213787
浄化槽における気液分離流量調整装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐野 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-164122
公開番号(公開出願番号):特開平6-343985
出願日: 1993年06月08日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】 調整箱内に吐出される汚水の水暴れを防ぐと共に気液分離を有効に行わしめ、もって適正な水量調整を可能とすることを目的とする。【構成】 調整箱を、内周が円筒面にて形成された筒体にて形成したこと、筒体を2室に区画するための仕切板の上縁に一端から他端に一方向に傾斜する傾斜縁を設け、その傾斜下降端と筒体円筒面との当接により越流部が形成されていること、越流部と反対側に臨む筒体の側面に返戻口を設けたこと、を特徴としている。
請求項(抜粋):
槽内にエアリフトポンプに連結した汚水の吸上げ管を挿入垂設し、該吸上げ管の上端に吸い上げられた汚水量を調整し、かつ調整された適量の汚水を他の槽内に返戻させる気液分離流量調整装置を設ける形式の浄化槽において、上記気液分離流量調整装置を構成する調整箱を、内周を円筒面となし、かつ両端を端板で閉塞した横長の筒体にて形成し、この筒体の内部を、上縁に一端から他端に一方向に傾斜する傾斜縁を有し、該傾斜縁の下降端を筒体の一側円筒面に当接せしめて該円筒面と上記傾斜縁とで越流部を形成した仕切板にて1次流入室と2次流入室とに区画し、上記1次流入室の内底円筒面に吸上げ管の吐出口を下向きに開口させ、また2次流入室を構成する筒体の端板に汚水の逃がし口を設け、該逃がし口に上記端板面に回動自在に重合したゲート板の開口を喰い違い自在に対向させ、更に上記2次流入室の上記越流部と反対側に臨む筒体の側面に汚水の返戻口を設けたことを特徴として成る浄化槽における気液分離流量調整装置。
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