特許
J-GLOBAL ID:200903043639017822

非鉄金属製錬工程からのレニウムの回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 正緒
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-102121
公開番号(公開出願番号):特開平7-286221
出願日: 1994年04月15日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 非鉄金属製錬工程で発生する亜硫酸ガスから有価重金属、特にReを高い効率で捕捉回収する方法を提供する。【構成】 非鉄金属製製錬工程から発生する亜硫酸ガス洗浄液の硫酸濃度を70g/l以上に保持し、該亜硫酸ガス洗浄液にH2Sガスを吹き込むか又は可溶性の硫化物を添加して酸化還元電位120〜150mV(対銀-塩化銀電極)の条件下でReを含む硫化物沈澱を生成させ、次に該硫化物沈澱を酸性水溶液中で硫酸銅と混合することによりReを含む水溶液とし、得られた該含Re水溶液を第4級アンモニウム塩陰イオン交換物質に接触させてReを選択的に吸着、回収する非鉄金属製錬工程からのReの回収方法。
請求項(抜粋):
非鉄金属製製錬工程から発生する亜硫酸ガス洗浄液の硫酸濃度を70g/l以上に保持し、該亜硫酸ガス洗浄液にH2Sガスを吹き込むか又は可溶性の硫化物を添加して酸化還元電位120〜150mV(対銀-塩化銀電極)の条件下でReを含む硫化物沈澱を生成させ、次に該硫化物沈澱を酸性水溶液中で硫酸銅と混合することによりReを含む水溶液とし、得られた該含Re水溶液を第4級アンモニウム塩陰イオン交換物質に接触させてReを選択的に吸着させ、回収することを特徴とする非鉄金属製錬工程からのレニウムの回収方法。

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