特許
J-GLOBAL ID:200903043639110024

固体撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-079087
公開番号(公開出願番号):特開平9-270960
出願日: 1996年04月01日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】 高精度かつ高速で撮像が可能な固体撮像装置を提供する。【解決手段】 受光素子120i,jに応じたスイッチ素子260が「ON」となることにより、容量素子250の出力端子とデータ出力回路280の入力端子とが接続されるが、容量素子250の出力端子の電位は、前回のスイッチ素子260の開放時の電位、すなわち、データ出力回路280の入力端子の初期電位である基準電位Vrefのままなので、データ出力回路280の入力端子の電位は変動せず安定したままであり、受光素子120i,jに応じたスイッチ素子260が「ON」となった瞬間でノイズが発生しない。
請求項(抜粋):
入力した2次元光像を撮像する固体撮像装置であって、入力光信号を電流信号に変換する光電変換素子と、前記光電変換素子の信号出力端子に第1の端子が接続され、垂直走査信号に応じて第2の端子から前記光電変換素子で発生した電流信号を流出する第1のスイッチ素子とを1組の受光素子として、第1の方向に沿って第1の数だけ配列されるとともに、夫々の前記第1のスイッチ素子の第2の端子と互いに電気的に接続された信号出力端子を有する垂直受光部が、第2の方向に沿って第2の数だけ配列された受光部と、夫々の前記垂直受光部から出力を夫々個別に入力し、リセット指示信号に応じて前記垂直受光部から出力された電流信号を入出力端子間に接続された第1の容量素子に積分または非積分の動作をする前記第2の数の積分回路と、夫々の前記積分回路から出力された信号を夫々入力し、クランプ指示信号に応じてクランプ処理する第2の数のクランプ回路と、夫々の前記クランプ回路から出力された信号を夫々入力し、サンプル指示信号に応じてサンプル動作またはホールド動作を行う第2の数のサンプルホールド回路と、夫々の前記サンプルホールド回路から出力された信号を入力し、交流成分を出力する前記第2の数の第2の容量素子と、夫々の前記第2の容量素子から出力された信号を入力するとともに、指示された前記第2の容量素子から信号を出力する前記第2の数の第2のスイッチ素子と、水平走査信号に応じて択一的に前記第2の容量素子から出力された信号を入力して、出力データ信号を出力するとともに、初期電位指示信号の指示に応じて、初期電位指示信号が有意の期間にわたって入力電位値および出力電位値を夫々の初期値に設定するデータ信号出力回路と、前記垂直走査信号、全クランプ指示信号と個別クランプ指示信号との論理和である前記クランプ指示信号、前記リセット指示信号、全サンプル指示信号と個別サンプル指示信号との論理和である前記サンプル指示信号、前記水平走査信号、および初期電位設定指示信号を出力するとともに、前記垂直走査信号の出力に先立って、前記リセット指示信号、および、全クランプ指示信号を一時的に有意とするとともに、前記垂直走査信号が有意の期間にわたって前記全サンプル指示信号と全ての信号出力ラインに応じた前記水平走査信号を有意とし、かつ、前記垂直走査信号が非有意の場合の夫々の信号出力ラインに応じた前記水平走査信号の有意期間の後半で前記個別クランプ指示信号、および、前記個別サンプル指示信号を一時的に有意とするタイミング制御部と、を備えることを特徴とする固体撮像装置。
IPC (2件):
H04N 5/335 ,  H01L 27/146
FI (2件):
H04N 5/335 P ,  H01L 27/14 A

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