特許
J-GLOBAL ID:200903043640162283

電動式ブレーキ倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-295994
公開番号(公開出願番号):特開平10-138909
出願日: 1996年11月08日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 ロータから主ピストンまでの各構成部品による慣性モーメントの影響を少なくし、ブレーキペダルの踏み込み時からアシスト力発生時までの作動応答性を向上させると共に、電動機の失陥時における十分な制動力を確保する。【解決手段】 ブレーキペダルに連結されたプッシュロッド23の先端側に主ピストン27を介してブレーキ液圧制御機構24を連係すると共に、ケース21内に設けられた電動機26の回転力をボールねじ機構25を介してプッシュロッドに伝達する装置である。主ピストン27の外周に、前記電動機とボールねじ機構を介して連係するブーストピストンを摺動自在に設け、電動機の失陥時には主ピストンの独立したストローク移動によりマスターシリンダ42の液室46a,46b内のブレーキ液を圧送するようにした。
請求項(抜粋):
一端部がブレーキペダルに連係したピストン推力伝達機構と、該ピストン推力伝達機構の他端部に連係されたブレーキ液圧制御機構と、前記ピストン推力伝達機構に加えられた推力をボールねじ機構を介してアシストする電動機とを備えた電動式ブレーキ倍力装置において、前記ピストン推力伝達機構の主ピストンの外周に、該主ピストンとは独立して軸方向へストローク移動する筒状のブーストピストンを摺動自在に設けると共に、該ブーストピストンに前記電動機のロータの回転力を直線運動に変換するボールねじ機構を連繋させ、かつ前記主ピストンとブーストピストンとのそれぞれ独立したストローク移動によって前記ブレーキ液圧制御機構のマスターシリンダ内にブレーキ液圧を発生させることを特徴とする電動式ブレーキ倍力装置。

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