特許
J-GLOBAL ID:200903043645423379

位相調整器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹岡 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-289045
公開番号(公開出願番号):特開平8-126198
出願日: 1994年10月28日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【目的】 従来装置のような位相調整のための調整容量を増加させることなく、電力系統の事故電流を抑制するに好適な位相調整器を提供することにある。【構成】 電力系統の送電側と受電側の電圧の大きさを一定に保持したまま電圧位相を調整して潮流を制御する位相調整器において、電力系統に直列に挿入される直列巻線、直列巻線に電圧を供給するための励磁巻線とからなる直列変圧器と、電力系統に並列に接続される調整巻線、直列変圧器の励磁巻線に所定の電圧を供給するタップ巻線、タップ巻線のタップを切り換えるタップ切換手段とからなる調整変圧器と、直列変圧器の励磁巻線に直列接続する限流要素を具備する。【効果】 励磁巻線側のインピーダンスが大きくなり、位相調整器内部に流れる事故電流を抑制すると同時に、直列巻線側に換算したインピーダンスも大きくなり、系統の事故電流を抑制することができる。
請求項(抜粋):
電力系統の送電側と受電側の電圧の大きさを一定に保持したまま電圧位相を調整して潮流を制御する位相調整器において、前記電力系統に直列に接続される直列変圧器と、前記電力系統に並列に接続される調整変圧器を有し、前記直列変圧器の励磁巻線と前記調整変圧器のタップ巻線の直列回路(位相調整器内部回路)に限流要素を介挿し、事故発生時、前記電力系統に流れる事故電流と前記位相調整器内部回路に流れる事故電流を同時に抑制することを特徴とする位相調整器。
IPC (4件):
H02H 9/02 ,  G05F 1/20 ,  G05F 1/24 ,  H02J 3/18

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