特許
J-GLOBAL ID:200903043662854707

搬送ベルト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-120413
公開番号(公開出願番号):特開平6-057678
出願日: 1993年04月26日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【構成】抄紙機のプレスと搬送点との間のオープン・ドローを除去するための搬送ベルトは粒子充填ポリマ被覆を備えた支持基体を有する。搬送ベルトの紙側を構成する被覆は紙シートをプレスニツプからクローズ・ドローで搬送点へ、紙シートのフラツタまたは外れなしに運ぶ。搬送点において、紙シートは他のシート搬送抄紙機布製品へ容易に解放される。搬送ベルトは1以上のプレスニツプを通してシートを運ぶ。搬送ベルト表面はプレスニツプにおいて圧縮により比較的滑らかにされる圧力応答の回復可能な粗さの程度を有し、搬送ベルトと紙シートとの間に薄い、ほぼ連続する水フイルムを形成させる。プレスニツプを出るとき、紙シートは薄い、ほぼ連続する水フイルムにより搬送ベルトに支持される。プレスニツプからの退出に続いて、搬送ベルト表面は水フイルムを破壊するその圧縮されない粗さを回復する。【効果】 紙シートが搬送点に達したときだけ、搬送ベルトによりフエルト、ベルト、または織物である次のシート搬送抄紙機布製品へ容易に解放される。
請求項(抜粋):
紙、板紙等の抄紙機において、搬送ベルトが圧縮を受ける第1搬送点からクローズ・ドローで第2搬送点へウエブを運ぶための搬送ベルトであって、裏側および紙側を有する補強された基体;および前記補強基体の前記紙側のポリマーコーティングとからなり、前記ポリマーコーティングがショアーA50ないしショアーA90の範囲の硬さを有し、前記ポリマーコーティングが圧力応答性で、回復可能な粗さを有し、前記ポリマーコーティングがRz=2ミクロンから80ミクロンの範囲の圧縮されない粗さを有し、かつ前記搬送ベルトがプレスニツプ内にあるときにRz=0ミクロンから20ミクロンの範囲で圧縮可能であり、かつプレスニツプからの退出後にその実質上圧縮されない粗さに復帰することが可能なものである搬送ベルト。
IPC (2件):
D21F 3/00 ,  D21F 7/08
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特表平4-506549
  • 特表昭63-502675
  • 特開昭59-064455
全件表示

前のページに戻る