特許
J-GLOBAL ID:200903043663041858

リングを開口縁に一体に有する袋状製品の製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉山 泰三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-189833
公開番号(公開出願番号):特開平6-008274
出願日: 1992年06月24日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 熱シールを用いないで、リングを開口縁に一体に有する袋状製品の製法を提供する。【構成】 袋形状形成用雄型部1をもつ上型2と袋形状形成用雌型部3をもつ下型4を構成し、下型4の合せ面にリング成形用キャビティ5を設けると共に上型2および下型4の合せ面においてリング成形用キャビティ5の外側で対向する個所に押下げ棒8で押下する戻りスプリング9付き切断リング10と受けスプリング11付き受けリング12を、また受けリング12の合せ面に捨て代成形用キャビティ13をそれぞれ設けると共に上型2と下型4の間に極薄の合成樹脂フィルム15を張設し、この張設後に型を閉じ且つゲート16からリング成形用キャビティ5および捨て代成形用キャビティ13内に加熱溶融合成樹脂17を射出充填し、充填物の冷却固化後に切断リング10を押下して捨て代18を切除し、この切除後に型2、4を開いて成形物を取出す。
請求項(抜粋):
袋形状形成用雄型部1をもつ上型2と袋形状形成用雌型部3をもつ下型4とを対向配置で構成し、下型4の合せ面において袋形状形成用雌型部3を囲む環状線上にリング成形用キャビティ5を設けると共に上型2および下型4の合せ面においてリング成形用キャビティ5の外側で対向する個所に深い凹溝6、7をそれぞれ穿設し、これ等両凹溝6、7の内周面をリング成形用キャビティ5の外周縁線を含む面と一致させ、上型2における凹溝6内に押下げ棒8で押下する戻りスプリング9付き切断リング10を、下型4における凹溝7内に受けスプリング11付き受けリング12をそれぞれ抜出不能の状態として装入し、受けリング12の合せ面に内周縁が上記リング成形用キャビティ5に連通する状態で捨て代成形用キャビティ13を設けると共に上記上型2と下型4の間に極薄の合成樹脂フィルム15を張設し、この張設後に型を閉じ状態として袋形成用雌・雄型部3、1によりフィルム15を袋形状にし且つ上・下型2、4の合せ面より同フィルム15を挟持し、この挟持状態において下型4に設けたゲート16からリング成形用キャビティ5および捨て代成形用キャビティ13内に加熱溶融合成樹脂17を射出充填し、充填物の冷却固化後に切断リング10を押下して捨て代18を切除し、この切除後に型2、4を開いて成形物を取出すことを特徴とするリングを開口縁に一体に有する袋状製品の製法。
IPC (6件):
B29C 45/14 ,  B29C 33/42 ,  B29C 33/44 ,  B29C 45/38 ,  B29C 51/08 ,  B29L 22:00

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