特許
J-GLOBAL ID:200903043665583801

セクタセル構成移動通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-251889
公開番号(公開出願番号):特開平7-107545
出願日: 1993年10月07日
公開日(公表日): 1995年04月21日
要約:
【要約】【目的】 セクタアンテナの指向性による呼損や信号数の増大を抑えることができる。【構成】 オムニアンテナ17を設けたオムニ受信機10は、全通信チャネルの上り干渉波電力を監視しその基地局2のセクタに割当てられた通信チャネルの上り干渉波電力値を更新する。基地局制御装置3は、オムニ受信機10からの上り干渉波電力値と移動機18の最寄りのセクタのセクタアンテナの受信機からの上り希望波電力値とからこのセクタに割当てられた通信チャネルの内の未使用の通信チャネルの上り希望波電力対干渉電力比が所定のしきい値以上となる通信チャネルを移動機18に指定する。
請求項(抜粋):
共用する周波数の通信チャネルが複数割当てられた複数の基地局と、この複数の基地局を制御するシステム制御装置と、この複数の基地局がカバーする無線ゾーンを移動し無線回線を介して最寄りの基地局と通信する移動局とを備え、前記基地局はそれぞれ、その無線ゾーンがセル分割されたセクタに配置されたセクタ用送受信機と、このセクタに前記複数の通信チャネルの内の一部を割当てこのセクタ用送受信機の通信制御を行う基地局制御装置とを含み、前記セクタ用送受信機はそのセクタ内の移動局からの発呼信号を受信し上り希望波電力値を測定する手段を含むセクタセル構成移動通信システムにおいて、前記基地局には、オムニアンテナと、そのオムニアンテナの出力により前記複数の通信チャネルの上り干渉波電力を監視しそのセクタに割当てた通信チャネルの上り干渉波電力値を更新するオムニ受信機とを備え、前記基地局制御装置は、前記セクタ用送受信機からの発呼信号および上り希望波電力値ならびに前記オムニ受信機からの上り干渉波電力値に基づきこの発呼信号を受信したセクタに割当てられた通信チャネルの内の未使用の通信チャネルの上り希望波電力対干渉波電力比を算出する手段と、この算出結果が所定のしきい値以上の通信チャネルの一つを前記発呼した移動局に対して指定する手段とを含むことを特徴とするセクタセル構成移動通信システム。
IPC (2件):
H04Q 7/36 ,  H04Q 7/28
FI (2件):
H04B 7/26 105 D ,  H04B 7/26 110 Z

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