特許
J-GLOBAL ID:200903043669086551

減速機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-181470
公開番号(公開出願番号):特開平5-332403
出願日: 1992年05月28日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 複数のスプラインを完全噛合させて大きな伝達トルクを得るとともにバックラッシュの少ない減速機を提供する。【構成】 ウェーブジェネレータ2を円弧部2bを持つ非円形状とし、この円弧部2bをサーキュラスプライン3のスプライン3aのピッチ円と同心とし、さらにウェーブジェネレータ2を内包するように外周にスプライン5aを持つ弾性変形自在なフレックススプライン5を回転自在に配置し、フレックススプライン5の変形部の複数個のスプライン5aをサーキュラスプライン3に噛合させ、入力側の回転を減速して出力側に伝達している。【効果】 トルク伝達時に完全噛合するスプライン数を増やすことができ、スプラインの噛合誤差が平均化され、逆転時のバックラッシュを小さくできる。また、トルク伝達時のスプラインに加わる応力を分散でき、各構成部品を合成樹脂とすることもできる。
請求項(抜粋):
入力側の回転を受けて回転する外周の滑らかな非円形状のウェーブジェネレータと、これを内包しかつ弾力性を備えて外周にスプラインを持つ非円形状のフレックススプラインと、フレックススプラインの外周のスプラインの一部が噛合するスプラインを内周の所定ピッチ円上に備えたサーキュラスプラインとを持つ減速機において、ウェーブジェネレータの形状をサーキュラスプラインのスプラインのピッチ円と同心の円弧でなる円弧部を備えた非円形状とし、この円弧部に対応するフレックススプラインの変形部に位置するスプラインをサーキュラスプラインのスプラインのピッチ円上に位置させたことを特徴とする減速機。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-143245

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