特許
J-GLOBAL ID:200903043669543600

ネットワーク分散処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯村 雅俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-143059
公開番号(公開出願番号):特開平8-339354
出願日: 1995年06月09日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【目的】WANを経由したシステム間通信のソフトウェアオーバヘッドを削減し、システム内通信と同程度に転送遅延時間を短縮し、処理効率を向上させる。【構成】システム間通信もシステム内通信と同じように、分散共有メモリ経由で行うことを基本にして、システム間で共通の分散共有メモリ空間を共有させる。送信プロセッサモジュールの分散メモリカップラがプロセッサ間通信路経由のローカル通信かWAN経由の通信かを判定し、各プロトコルに合わせて送信側と受信側の共有メモリの同一アドレスロケーション間でコピーを行うことにより、メッセージパッシングプログラミングモデルを実現する。
請求項(抜粋):
各処理システムに含まれた1個以上のプロセッサモジュールを、プロセッサモジュール間通信路およびワイドエリアネットワークの両方を介して相互接続したネットワーク分散処理システムにおいて、前記各プロセッサモジュールは、互いにメモリ空間を共用する分散共有メモリと、該分散共有メモリのアドレスに1対1に対応するワイドエリアネットワークのルーチング情報、あるいはプロセッサモジュール間通信路ルーチング情報を記憶し、異なるプロセッサモジュールの分散共有メモリの同一アドレスロケーション間で書き込みデータのコピーを行う分散メモリ制御手段とを有し、送信側のプロセッサモジュールの分散共有メモリにデータが書き込まれると、前記分散メモリ制御手段は、書き込みアドレスに対応するワイドエリアネットワークのルーチング情報、あるいはプロセッサモジュール間通信路ルーチング情報を取り出し、前者の場合には、メモリ書き込みアドレスとデータにワイドエリアネットワークのルーチング情報を付加したワイドエリアネットワークパケットを前記ワイドエリアネットワークに送出すると、該ワイドエリアネットワークは、該ワイドエリアネットワークパケットをワイドエリアネットワークのルーチング情報に従って受信プロセッサモジュールに送り届け、後者の場合には、メモリ書き込みアドレスとデータにプロセッサモジュール間通信路ルーチング情報を付加したローカルパケットを前記プロセッサモジュール間通信路に送出すると、該プロセッサモジュール間通信路は、該ローカルパケットをプロセッサモジュール間通信路ルーチング情報に従って前記プロセッサモジュールに送り届け、該受信プロセッサモジュールの分散メモリ制御手段は、前記ワイドエリアネットワークパケット、あるいは前記ローカルパケットにより指定された分散共有メモリのアドレスロケーションにデータを書き込むことにより、プロセッサモジュール間通信を行うことを特徴とするネットワーク分散処理システム。
IPC (3件):
G06F 15/16 370 ,  G06F 13/00 355 ,  H04L 12/28
FI (3件):
G06F 15/16 370 N ,  G06F 13/00 355 ,  H04L 11/00 310 Z

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