特許
J-GLOBAL ID:200903043679854832

インフレータ及びこれを用いた車両用エアバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-208560
公開番号(公開出願番号):特開2009-040283
出願日: 2007年08月09日
公開日(公表日): 2009年02月26日
要約:
【課題】ディスクタイプのインフレータにおいて、ガス冷却性能及びミスト除去性能を確保すると共に、インフレータの径方向への小型軽量化を図る。【解決手段】インフレータケース40は乗員側に配置されるアッパケース36と反乗員側に配置されるロアケース38とで構成されており、内部には隔壁64で底部が構成された筒状の保持部材60が配設されている。保持部材60の周囲にはガス流路74が形成されており、隔壁64にはガス流路74と連通する連通孔80が形成されている。また、アッパケース36の周壁部36Bにおいて、燃焼室68の中間位置Pから距離δだけ乗員側にオフセットした位置にはガス噴出孔76が形成されている。従って、流路始端からガス噴出孔76までの流路長L1が長くなり、高温のガスを効果的に熱交換できると共にミスト82の除去が可能となるため、従来使用されていたフィルタを廃止できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ガス噴出孔が形成された周壁部と該周壁部の軸方向の端部を閉止する一対の底壁部とを含んで構成されたインフレータケースと、 該インフレータケースの内部に装着された点火装置と、 該インフレータケースの内部に装着され、該点火装置により着火されて燃焼することによりガスを発生するガス発生剤を収容しかつ保持する保持部材と、 少なくとも該保持部材を含むことによって隔成された燃焼室と前記ガス噴出孔とが連通されるように、前記インフレータケースの内側でかつ前記保持部材の周囲に形成されたガス流路と、 を備えたインフレータであって、 前記ガス噴出孔は前記燃焼室のインフレータケース軸方向の中間位置に対して該インフレータケース軸方向にオフセットして配置されていると共に、 前記保持部材の前記インフレータケース軸方向における少なくとも前記ガス噴出孔配置側の反対側には、該保持部材の一部を成しかつ前記燃焼室と前記ガス流路とを連通する連通孔が設けられた隔壁が配置されることで、フィルタを使用しない構成とされている、 ことを特徴とするインフレータ。
IPC (2件):
B60R 21/26 ,  B01J 7/00
FI (2件):
B60R21/26 ,  B01J7/00 A
Fターム (12件):
3D054AA02 ,  3D054AA07 ,  3D054AA13 ,  3D054BB01 ,  3D054DD11 ,  3D054DD19 ,  3D054DD28 ,  4G068DA08 ,  4G068DB12 ,  4G068DC01 ,  4G068DC05 ,  4G068DD11
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • エアバッグ用ガス発生器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-183285   出願人:ダイセル化学工業株式会社
  • 実用新案登録3122258号公報
  • 実用新案登録3122259号公報
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審査官引用 (3件)

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