特許
J-GLOBAL ID:200903043680126875

周期音の能動消音装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-261481
公開番号(公開出願番号):特開平6-236188
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】 騒音中から抽出した消音対象音波の180度逆位相音波を生成して出力し,音波相殺により消音を行う周期音の能動消音装置を提供する。【構成】 抽出された消音対象音波を周期長検出部26に入力してロジックデジタル信号に変換し,サンプリングゲート5によってカウントすることにより消音対象音波の周期長が検出される。波形データ記憶部27には,正弦波データが所定分解能のデータ列で記憶されており,検出された周期長を示すサンプリングクロックのカウント値で波形データを抽出して,正弦波データ9と余弦波データ10とを適応型デジタルフィルタ12に出力する。適応型デジタルフィルタ12は入力データに基づいて消音対象音波と逆位相の波形を生成するので,これをアナログ信号に変換した能動消音音波を音波出力手段16から送出して消音対象音波と干渉させる。
請求項(抜粋):
騒音中から周期性が顕著な消音対象音波を抽出し,該消音対象音波の正弦波形に基づいてデジタル信号化された正弦波データ及び余弦波データを作成し,これらの正弦波データ及び余弦波データに基づいて前記消音対象音波に対して180度位相反転させた能動消音音波を生成し,該能動消音音波を出力して騒音中の消音対象音波と干渉させて消音する周期音の能動消音装置において,騒音中から抽出された前記消音対象音波を音波周期で2値化してロジックデジタル信号に変換し,前記消音対象音波の周期変化量だけを取り出す波形変換手段と,前記ロジックデジタル信号をサンプリングクロックによりカウントすることによって前記消音対象音波の周期長を検出する周期長検出手段と,少なくとも一周期分の正弦波データを所定分解能のデータ列で記憶するデータ記憶手段と,検出された前記消音対象音波の周期長を示すサンプリングクロックのカウント値で正弦波データと余弦波データとを前記データ列から抽出して出力する波形データ抽出手段とを具備してなることを特徴とする周期音の能動消音装置。
IPC (5件):
G10K 11/16 ,  F01N 1/00 ,  H03H 17/02 ,  H03H 17/04 ,  H03H 21/00

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