特許
J-GLOBAL ID:200903043683609699

赤芽球の分類計数方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西野 卓嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-278267
公開番号(公開出願番号):特開2009-080122
出願日: 2008年10月29日
公開日(公表日): 2009年04月16日
要約:
【課題】経時変化を伴った抹消血液においても、精度よく、かつ安易、安価に赤芽球の測定を行うことができる方法を提供する。【解決手段】(i)抹消血液に、白血球に特異的に結合する蛍光標識抗体を添加して白血球を蛍光染色し、(ii)工程(i)で得られた試料中の赤血球を溶血し、(iii)工程(ii)で得られた試料のpHおよび浸透圧を調整し、(iv)赤芽球の核を、前記蛍光標識抗体における蛍光と区別可能な蛍光スペクトルを有し、かつ通常細胞膜を透過しない核酸蛍光色素で蛍光染色し、(v)次いで、得られた試料をフローサイトメータに供して個々の細胞の少なくとも2つの蛍光信号を測定し、(vi)これら蛍光強度差に基づいて、抹消血液に含まれる赤芽球を分類し、分類された赤芽球を計数することからなる赤芽球の分類計数方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(i)抹消血液に、白血球に特異的に結合する蛍光標識抗体を添加して白血球を蛍光染色し、 (ii)工程(i)で得られた試料と、2.0〜5.0のpHおよび100mOsm/kg・H2O以下の浸透圧を有する第1液を混合して赤血球を溶血し、 (iii)工程(ii)で得られた試料と、pH5.0〜11.0のpHおよび300〜1000mOsm/kg・H2Oの浸透圧を有する第2液を混合してpHおよび浸透圧を調整し、 (iv)赤芽球の核を、前記蛍光標識抗体における蛍光と区別可能な蛍光スペクトルを有し、かつ通常細胞膜を透過しない核酸蛍光色素で蛍光染色し、 (v)次いで、得られた試料をフローサイトメータに供して個々の細胞の少なくとも2つの蛍光信号を測定し、 (vi)これら蛍光強度差に基づいて、抹消血液に含まれる赤芽球を分類し、分類された赤芽球を計数することからなる赤芽球の分類計数方法。
IPC (3件):
G01N 33/49 ,  G01N 21/64 ,  G01N 15/14
FI (3件):
G01N33/49 H ,  G01N21/64 Z ,  G01N15/14 C
Fターム (21件):
2G043AA03 ,  2G043CA03 ,  2G043CA06 ,  2G043DA01 ,  2G043EA01 ,  2G043FA06 ,  2G043JA01 ,  2G043KA02 ,  2G043LA01 ,  2G043NA02 ,  2G045AA03 ,  2G045AA04 ,  2G045BB24 ,  2G045BB25 ,  2G045BB39 ,  2G045CA03 ,  2G045CA11 ,  2G045FA11 ,  2G045FA37 ,  2G045FB12 ,  2G045JA01
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • Blood, 1987, VOL.69, NO.1, P.255-263

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