特許
J-GLOBAL ID:200903043712058290

細胞へのポリアニオン性材料の導入のための新規組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-511226
公開番号(公開出願番号):特表平10-509418
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】本発明は細胞へのポリアニオン性材料の導入のために有用な組成物及び方法を提供する。この組成物はカチオン化合物と中性脂質との混合物であり、それらは一般にリポソームとして配合される。このカチオン化合物は四級アンモニウム化合物であり、その窒素は2個の付加長鎖アルキル基を有し、その少なくとも1個は不飽和である。細胞のトランスフェクションの方法は(a)このポリアニオン性材料を上記の組成物と接触させてポリアニオン性材料-リポソーム複合体を形成し、そして(b)この複合体をトランスフェクションすべき細胞と接触させる、ことを包括する。
請求項(抜粋):
細胞へのポリアニオンの導入のための薬理組成物であって、次式のカチオン化合物(式中、 R1及びR2は独立してC1〜C3アルキルであり; Y及びZは独立して-CH2CH2CH2CH2CH2-,-CH=CHCH2CH2CH2-,-CH2CH =CHCH2CH2-,-CH2CH2CH=CHCH2-,-CH2CH2CH2CH =CH-,-CH=CHCH=CHCH2-,-CH=CHCH2CH =CH-及び-CH2CH =CHCH=CH-より成る群から選ばれる構成員であり、但しY及びZは共に-CH2CH2CH2CH2CH2-でないことを条件とし; n及びqは独立して3〜7の整数であり;そして m及びpは独立して4〜9の整数であり;但しn+m及びq+pの合計は10〜14てあることを条件とし;そして X-はクロリド、ブロミド、フルオリド、ヨージド、ニトレート、スルフェート、ホスフェート、アセテート、ベンゾエート、シトレート、グルタメート及びラクテートより成る群から選ばれる薬理学的に許容されるアニオンである); ジアシルホスファチジルコリン、ジアシルホスファチジルエタノールアミン、セラミド及びスフィンゴミエリンより成る群から選ばれる少なくとも一種の中性脂質;並びに 薬理学的に許容される担体; を含んで成る組成物。
IPC (2件):
A61K 47/44 ,  A61K 9/127
FI (2件):
A61K 47/44 E ,  A61K 9/127 D

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