特許

J-GLOBAL ID：200903043712734058

周期性信号の制御装置

発明者： 市川 浩幸
出願人/特許権者： 東海ゴム工業株式会社
代理人 (1件)： 渡邊 功二
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-237615
公開番号（公開出願番号）：特開平10-083222
出願日： 1996年09月09日
公開日（公表日）： 1998年03月31日
要約：

【要約】【課題】 周期性信号の制御において参照信号を安価に生成する。【解決手段】 参照信号生成部30は、パルス信号V0の立ち下がりに同期したワンショット信号V1を生成し、信号V1の立ち下がりに同期した遅延した遅延信号V2を生成し、信号V1の立ち下がり間隔ごとにリセットされる鋸歯形状の積分信号V4を生成する。信号V1をコントロール信号をして反転信号V5のピーク値をホールドしサンプルホールド信号V6を生成し、サンプルホールド信号V6の逆数を演算することにより信号V1の周波数に比例したF/V変換信号V7を生成する。F/V変換信号V7は、三角波生成部38において信号V1をコントロール信号として積分により三角波信号V8に生成される。信号V8は、Vref /2シフトされた後、正弦波生成部40において、三角波信号の折れ線近似により正弦波信号V10にされる。

請求項（抜粋）：

信号源からの周期性の入力パルス信号に基づき該入力パルス信号と同一周波数の正弦波の参照信号を生成する参照信号生成部と、振幅補償係数及び位相補償係数の関数であるフィルタ係数により前記参照信号の振幅及び位相調整を行う適応フィルタと、該適応フィルタからの出力が供給される制御対象系の伝達関数と、前記参照信号を振幅及び位相処理する制御対象系の推定伝達関数と、前記伝達関数からの応答信号と前記信号源からの外力との和である誤差信号と前記推定伝達関数からの出力信号により前記適応フィルタのフィルタ係数を逐次更新するデジタルフィルタとからなり、前記伝達関数からの応答信号により前記外力を除去するようにした周期性信号の制御装置において、前記参照信号生成部を、前記入力パルス信号の立ち上がりまたは立ち下がりに同期したワンショット信号を生成するワンショット部と、前記ワンショット信号の立ち上がりまたは立ち下がりに同期し且つ遅延した遅延信号を生成する遅延部と、前記ワンショット信号の立ち上がりまたは立ち下がり間隔ごとにリセットされる積分信号を生成する積分部と、前記ワンショット信号をコントロール信号として前記積分信号のピーク値をホールドするサンプルホールド部と、ホールドされた信号の逆数を演算することにより前記ワンショット信号の周波数に比例したF/V変換信号を得るF/V変換部と、前記ワンショット信号をコントロール信号として前記F/V変換信号を積分して三角波信号を得る三角波生成部と、該三角波信号を折れ線近似により正弦波信号にする正弦波生成部とにより構成したことを特徴とする周期性信号の制御装置。

IPC (3件)：

G05D 19/02 ,  F16F 15/02 ,  G05B 13/02

FI (3件)：

G05D 19/02 D ,  F16F 15/02 A ,  G05B 13/02 S