特許
J-GLOBAL ID:200903043715407600

四輪駆動車用アンチスキッド制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 堅太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-075720
公開番号(公開出願番号):特開平7-277169
出願日: 1994年04月14日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】 アンチスキッド制御中、常に振動抑制のための制御を行なうのではなく、振動発生時のみ振動抑制のための制御を行なうことにより、車体の減速度の低下を抑えつつ振動を抑制すること。【構成】 四輪駆動車に適用されるアンチスキッド制御装置である。ステップ100は、前輪側の車軸28の回転速度と後輪側の車軸29の回転速度との速度差VD を演算する。ステップ105は、速度差VD が所定値KV1 に達する周期CT1 を算出する。ステップ102は、周期CT1 がKT1 以上KT2 以下の範囲内に属するとき、前輪の車軸速度と後輪の車軸速度とが逆相の振動状態にあると判断する。ステップ110は、前輪の車軸速度と後輪の車軸速度とが逆相の振動状態にあると判断されたとき、前輪と後輪の少なくとも一方の車輪に対して、ブレーキ圧の減圧の禁止と増圧の遅延の少なくとも一方を行なう。
請求項(抜粋):
四輪駆動車に適用されるアンチスキッド制御装置であって、前輪側の車軸の回転速度と後輪側の車軸の回転速度との速度差を演算する速度差演算手段と、前記速度差演算手段によって演算される速度差が所定値に達する周期を算出する周期算出手段と、前記周期算出手段によって算出された周期が所定範囲内に属するとき、前記前輪の車軸速度と後輪の車軸速度とが逆相の振動状態にあると判断する振動発生判断手段と、前記振動発生判断手段によって前記前輪の車軸速度と後輪の車軸速度とが逆相の振動状態にあると判断したとき、前記前輪と後輪の少なくとも一方の車輪に対して、ブレーキ圧の減圧の禁止と増圧の遅延の少なくとも一方を行なう振動抑制手段と、を備えることを特徴とする四輪駆動車用アンチスキッド制御装置。

前のページに戻る