特許

J-GLOBAL ID：200903043717796728

転写ベルト装置

発明者： 伊藤 史
出願人/特許権者： 株式会社リコー
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-277153
公開番号（公開出願番号）：特開平9-096969
出願日： 1995年09月29日
公開日（公表日）： 1997年04月08日
要約：

【要約】【課題】 転写ベルト装置を備えた画像形成装置に於て、ベルト線速を初期、経時を含め感光体線速とほぼ等しくし、従来における画像伸縮や転写ブレ等の問題を解決することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】 表面の感光層に静電潜像を形成する回転自在な感光体ドラムと、表面を樹脂コ-ティングされたゴム部材からなり且つ表面で感光体ドラムと圧接して所定の転写ニップ部を形成可能なエンドレスの転写ベルトと、を備えた転写ベルト装置を有した画像形成装置において、上記転写ベルトの上記樹脂コーティング部以外の領域に高摩擦抵抗材料から成る未コ-ティング部を設けて、転写ベルトと感光体ドラムとの当接時に該未コ-ティング部と感光体ドラム表面との摩擦抵抗により該転写ベルトが該感光体ドラムの回転に連れ回りするように構成した。

請求項（抜粋）：

表面の感光層に静電潜像を形成する回転自在な感光体ドラムと、表面を樹脂コ-ティングされたゴム部材からなり且つ表面で感光体ドラムと圧接して所定の転写ニップ部を形成可能なエンドレスの転写ベルトと、を備えた転写ベルト装置を有した画像形成装置において、上記転写ベルトの上記樹脂コーティング部以外の領域に高摩擦抵抗材料から成る未コ-ティング部を設けて、転写ベルトと感光体ドラムとの当接時に該未コ-ティング部と感光体ドラム表面との摩擦抵抗により該転写ベルトが該感光体ドラムの回転に連れ回りするように構成したことを特徴とする転写ベルト装置。