特許
J-GLOBAL ID:200903043721525372

分散制御型迂回ルート探索方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-310143
公開番号(公開出願番号):特開平7-162415
出願日: 1993年12月10日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】 通信網障害時における迂回ルートの探索を、無効メッセージ及び無効処理ノードの数をできるだけ少なくして実行できる分散制御型迂回ルート探索方式を提供する。【構成】 本発明の分散制御型迂回ルート探索方式においては、許容されている残りホップ数では、CHOOSERノードに到達できないことが判明した迂回ルート探索メッセージを、そのことが判明できたノードNで廃棄させることとし(110)、無効メッセージ及び無効処理ノードの数を従来より削減させる。許容されている残りホップ数でCHOOSERノードに到達できるか否かを判断できるように、各ノードNには、自ノードが送出した迂回ルート探索メッセージが他ノードに到達し得る最小ホップ数を、全ての他ノードについて記述した最小ホップ数テーブル100を設けている。
請求項(抜粋):
通信網の障害時に、障害パス上のいずれかの正常ノードがSENDERノードとなって、接続している所定条件を満たす全てのリンクに対して迂回ルート探索メッセージを送出し、迂回ルート探索メッセージを受信した各ノードは、同様に、所定条件を満たす全ての接続リンクに対して迂回ルート探索メッセージの送出し、このような迂回ルート探索メッセージの伝搬をノード間で繰返し実行させて、迂回ルート探索メッセージを、障害パス上のいずれかの正常ノードであるCHOOSERノードに到着させ、CHOOSERノードが、到着した1以上の迂回ルート探索メッセージの経路から伝送路内の空き容量を利用した迂回ルートの存在を認識し、最適な迂回ルートを確定するものであって、迂回ルート探索メッセージのホップ数のリミット値が規定されている分散制御型迂回ルート探索方式において、(1)各ノードに、自ノードが送出した迂回ルート探索メッセージが他ノードに到達し得る最小ホップ数を、全ての他ノードについて記述した最小ホップ数テーブルを設けると共に、(2)各ノードが、受信した迂回ルート探索メッセージによって認識できるCHOOSERノードへ至るまでに許容されている残りホップ数と、上記最小ホップ数テーブルに記述されているCHOOSERノードまでの最小ホップ数とに基づいて、自ノードが迂回ルート探索メッセージを送出したときに、許容されている残りホップ数以内で迂回ルート探索メッセージがCHOOSERノードに到着可能かという判定を行ない、この判定による肯定結果を迂回ルート探索メッセージの一つの送出条件としていることを特徴とする分散制御型迂回ルート探索方式。
IPC (3件):
H04L 12/00 ,  H04L 12/24 ,  H04L 12/26
FI (2件):
H04L 11/00 ,  H04L 11/08

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