特許
J-GLOBAL ID:200903043722050637

パケット通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-005550
公開番号(公開出願番号):特開平7-212399
出願日: 1994年01月24日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 連続性のあるデータを転送する際に遅延の発生を極力抑える。【構成】 ネットワーク1は、その帯域の一部が転送遅延時間の上限が保証されている同期転送モードに割り当てられており、残りの帯域は当該保証がされていない非同期転送モードに割り当てられている。大量のデータを同期転送モードで転送すると、オーバーフローが生じて、逆に転送遅延時間が増大する。そこで、或る端末2が連続性のあるデータを送信するためにコネクションを確立しようとする場合、ネットワーク1上で同期転送モードの帯域の残量をチェックし、同期転送モードで使用可能な帯域幅の割り当てを受ける。割り当てを受けた場合、端末2は、連続性のあるデータに優先権を付与してパケット化し、同期転送モードで相手端末に送信する。受信側の端末1では、優先権の付与されたデータを再優先に処理する。
請求項(抜粋):
転送遅延時間の上限が一定時間以内に保証されている同期転送モードのために割り当てられた第1の帯域と転送遅延時間の上限が保証されていない非同期転送モードのために割り当てられた第2の帯域とが混在するネットワークを介して、複数の端末間でパケットを通信するシステムであって、前記同期転送モードの転送要求が発生した場合、前記端末間でコネクションを確立する前に、前記第1の帯域内において現時点で利用可能な帯域残量を検出する帯域残量検出手段、前記帯域残量検出手段によって検出された帯域残量に基づいて、前記コネクションに使用する同期転送モード用の帯域幅を割り当てる帯域幅割り当て手段、前記帯域割り当て手段によって割り当てられた帯域幅で同期転送すべきパケットに対して優先権を付与する優先権付与手段、および前記優先権の付与されたパケットを優先的に前記同期転送モードで転送する転送手段を備える、パケット通信システム。
IPC (4件):
H04L 12/56 ,  H04L 12/18 ,  H04L 29/06 ,  H04N 7/15
FI (3件):
H04L 11/20 102 A ,  H04L 11/18 ,  H04L 13/00 305 D

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