特許
J-GLOBAL ID:200903043728711597

壁面が緑化される土留コンクリート擁壁の施工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊栖 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-320876
公開番号(公開出願番号):特開平10-147947
出願日: 1996年11月16日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 接着剤を用いずに不織布を簡単かつ容易に、しかも確実に土留コンクリート擁壁に固定する。コンクリートの侵入しない不織布表面に多量の土を能率よく保有して、能率よく草木を植生する。【解決手段】 壁面が緑化される土留コンクリート擁壁の施工方法は、土留コンクリート擁壁1を構築する型枠18の内面に、天然繊維を立体的に方向性なく所定の厚さに集合してなる天然繊維の不織布6を仮止めする工程と、型枠18の内部に、土留コンクリート擁壁1の表裏に貫通する給水孔7を設ける筒体13を固定する工程と、この型枠18に生コンクリート19を打設して、不織布6の表面を残して内部に生コンクリート19を侵入させる工程と、生コンクリート19が硬化した後、型枠18を外して土留コンクリート擁壁1の壁面に不織布6を表出させると共に、土留コンクリート擁壁1を貫通して給水孔7を設ける工程とからなる。
請求項(抜粋):
土留コンクリート擁壁(1)を構築する型枠(18)の内面に、天然繊維を立体的に方向性なく所定の厚さに集合してなる天然繊維の不織布(6)を仮止めする工程と、型枠(18)の内部に、土留コンクリート擁壁(1)の表裏に貫通する給水孔(7)を設ける筒体(13)を固定する工程と、この型枠(18)に生コンクリート(19)を打設して、不織布(6)の表面を残して内部に生コンクリート(19)を侵入させる工程と、生コンクリート(19)が硬化した後、型枠(18)を外して土留コンクリート擁壁(1)の壁面に不織布(6)を表出させると共に、土留コンクリート擁壁(1)を貫通して給水孔(7)を設ける工程とからなる壁面が緑化される土留コンクリート擁壁の施工方法。

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