特許
J-GLOBAL ID:200903043731487444
潤滑油用粘度調整剤および潤滑油組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
鈴木 俊一郎 (外1名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999006868
公開番号(公開出願番号):WO2000-034420
出願日: 1999年12月08日
公開日(公表日): 2000年06月15日
要約:
【要約】本発明は、低温特性に優れた潤滑油組成物が得られるような潤滑油用粘度調整剤および該粘度調整剤を含有する低温特性に優れた潤滑油組成物を得ようとするものであって、潤滑油用粘度調整剤は、密度が857〜882kg/m3、Mwが80,000〜400,000、Mw/Mnが2.3以下、密度(D:kg/m3)と融点(Tm:°C)とがTm≦1.247×D-1037を満たすエチレン・プロピレン共重合体(A)、またはエチレン含量が70〜79重量%、Mwが80,000以上かつ250,000未満、Mw/Mnが2.3以下、Tmが15〜60°C、エチレン含量(E:重量%)と、融点(Tm:°C)とが3.44×E-206≧Tmを満たすエチレン・プロピレン共重合体(B)、またはエチレン含量が70〜79重量%、Mwが250,000〜400,000、Mw/Mnが2.3以下、Tmが15〜60°C、エチレン含量(E:重量%)と、融点(Tm:°C)とが3.44×E-204≧Tmを満たすエチレン・プロピレン共重合体(C)からなる。また潤滑油組成物は、上記エチレン・プロピレン共重合体(A)、(B)または(C)のいずれかと、潤滑油基剤(D)と、必要に応じて流動点降下剤(E)とを含有する。
請求項(抜粋):
下記(a-1)ないし(a-5)の特性を有するエチレン・プロピレン共重合体(A)からなることを特徴とする潤滑油用粘度調整剤;(a-1)密度が857〜882kg/m3の範囲にあること、(a-2)ゲルパーミエーションクロマトグラフィーで測定したポリスチレン換算の重量平均分子量が80,000〜400,000の範囲にあること、(a-3)分子量分布を示す指標であるMw/Mn(Mw:重量平均分子量、Mn:数平均分子量)が2.3以下であること、(a-4)示差走査型熱量計で測定した融点が15〜60°Cの範囲にあること、(a-5)密度(D:kg/m3)と、示差走査型熱量計で測定した融点(Tm:°C)とが下記の関係式(I) Tm≦1.247×D-1037 ...(I)を満たすこと。
IPC (5件):
C10M143/04
, C10N 20:00
, C10N 20:04
, C10N 30:02
, C10N 30:08
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