特許
J-GLOBAL ID:200903043738363686

可変弁作動を行う多気筒ディーゼルエンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-532518
公開番号(公開出願番号):特表2000-509781
出願日: 1998年01月27日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】トラック用の、特に排気ガスによって作動されるターボ過給機によって過給されるタイプの、多気筒ディーゼルエンジンには、吸気弁と排気弁とを作動する可変弁作動システムが設けられており、それは、弁を駆動するカムの特定の幾何学的形状と組み合わせてエンジンの複数の異なった運転モードの可能性を与えるものである。それらの運転モードは、エンジンの運転条件に従って選択されるものであり、正規の運転モードに加えて、制動としての少なくとも一つのエンジンの運転モードを含んでいる。
請求項(抜粋):
- 各々には、各々の吸気と排気の導管を制御するために、弁を閉鎖位置に向かって付勢する各々の戻りスプリング手段(4)が設けられた、各シリンダ用の少なくとも一つの吸気弁(1)及び少なくとも一つの排気弁(E)と、 - 各々のタペット(7)によってエンジンのシリンダの吸気弁及び排気弁(I、E)を作動するもので、各吸気弁と各排気弁を駆動するカム(CI、CE)を有したカム軸(10)と、 - 各々のタペット(7)から弁を分離して各々の戻りスプリング手段(4)の作用を受けて急速に弁を閉鎖させるために、ソレノイド弁(15)を介して放出チャンネル(12)に接続されるようになっていて、各吸気弁(I)と各排気弁(E)とに関連した圧力流体室(6)と、 - エンジンの一つ以上の運転パラメータの関数として各々の吸気弁又は排気弁(I、E)の開放時間と行程を変えるために、各ソレノイド弁(15)を制御する電子式制御手段とから構成され、 - 上記タペット(7)の各々は、上記戻りスプリング手段(4)の作用に対抗して、圧力流体室(6)を含んだ液圧手段の介入を介して各々の吸気弁又は排気弁(I、E)を駆動するようになっている多気筒ディーゼルエンジンにおいて、 - エンジンのカム軸(10)の各カムは、それによって制御される各々の吸気弁又は排気弁(I、E)をエンジンの正規の運転サイクル内の従来の開放ステージ中ばかりでなく、更にそのサイクルの幾つかの付加ステージでも開放させるようなプロフィルを有しており、 かつ、上記電子式制御手段は、各ソレノイド弁(15)を開放させるようになっており、それで上記の従来のステージ中及び/若しくは各々のカムが弁を開放させる一つ又はそれ以上の上記付加ステージ中に各々の吸気弁又は排気弁(I、E)を閉鎖状態に保つことになり、その結果エンジンが上記ソレノイド弁(15)を制御することで異なった運転モードに従って選択的に運転されることを特徴とする多気筒ディーゼルエンジン。
IPC (4件):
F02D 13/04 ,  F01L 1/08 ,  F01L 13/06 ,  F02D 23/00
FI (4件):
F02D 13/04 A ,  F01L 1/08 A ,  F01L 13/06 Z ,  F02D 23/00 K
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-038813

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