特許
J-GLOBAL ID:200903043743150585

知識ベース作成支援装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-315881
公開番号(公開出願番号):特開平7-146795
出願日: 1993年11月22日
公開日(公表日): 1995年06月06日
要約:
【要約】【目的】 特定の規範に基づき決定した確信度を用いて信頼性の高い知識ベースを自動的に作成する知識ベース作成支援装置を提供する。【構成】 所定の結論項目と条件項目との関係について、過去の実績データから求められた所属要素条件存在率と非所属要素条件存在率とを、実績データ処理装置JDPから通信デバイス11を介して取り込む。所属確率算出部12は所属要素条件存在率と非所属要素条件存在率とを所定の計算式に代入して所属確率を求める。確信度特定部13は、この所属確率に基づき、エントロピー定義式を用いて確信度を求める。ルール作成部14は、これら所属確率と確信度とに基づき、知識ベース2に格納するための、所定の結論項目と所定の条件項目との関係のルールを作成し、知識ベース2に順次格納していく。
請求項(抜粋):
エキスパートシステムに用いられる、結論項目と条件項目との関係を所定のルールで表現して格納した知識ベースを作成支援する知識ベース作成支援装置であって、(a)所定の結論項目に所属する複数個の要素(所属要素)と、前記結論項目に所属さない複数個の要素(非所属要素)について、前記所属要素が所定の条件項目に適合するか否かの実績データ(所属実績データ)に基づき求まる、前記所属要素における前記条件項目に適合する所属要素の存在率(所属要素条件存在率)と、前記非所属要素が前記条件項目に適合するか否かの実績データ(非所属実績データ)に基づき求まる、前記非所属要素における前記条件項目に適合する非所属要素の存在率(非所属要素条件存在率)とを取り込む条件存在率取込み手段と、(b)前記条件存在率取込み手段から取り込んだ所属要素条件存在率と非所属要素条件存在率とに基づき、新たな要素の前記条件項目の適否に対して、その新たな要素が、前記結論項目に属するか否かの所属確率を求める所属確率算出手段と、(c)前記所属確率算出手段で求めた所属確率に基づき、エントロピー定義式を用いて、前記結論項目と前記条件項目との関係における確信度を求める確信度特定手段と、(d)前記所属確率算出手段で求めた所属確率と、前記確信度特定手段で求めた確信度とに基づき、前記知識ベースに格納するための、前記結論項目と前記条件項目との関係のルールを作成するルール作成手段とを備えたことを特徴とする知識ベース作成支援装置。
IPC (3件):
G06F 9/44 580 ,  G06F 9/44 550 ,  G06F 17/30
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-231127

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