特許
J-GLOBAL ID:200903043748184577

サイクロトロン用共振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-311712
公開番号(公開出願番号):特開平9-115696
出願日: 1995年10月17日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 サイクロトロンにおける共振器の外筒と内筒とが偏心していても、ショート板の均等な接触を維持できる構造簡単で、調整容易なものを提供する。【解決手段】 ショート板9を、環状の外側板10と内側板11とに2分割して構成する。外側板10の外周を張出し部材28で外筒7に押圧接触させると共に、内周縁を内側板11の外周縁に所定範囲で重合して接触させる。内側板11の内周は、張出し部材28で内筒8に押圧接触させる。外側板10と内側板11との重合部は、締め付けボルト21、締め付けリング41により、締め付け、解放自在に接合する。外筒7と内筒8との偏心により、外側板10と内側板11とが偏心しているときには、重合部でこの偏心を吸収して、外側板10、内側板11の内筒8、外筒7への均等な接触を確保する。
請求項(抜粋):
ほぼ同心的に配置された外筒と内筒とを有し、この外筒の内周と内筒の外周とが環状のショート板によって電気的に短絡されているサイクロトロン用共振器において、前記ショート板は、環状の外側板と、環状の内側板とから成り、前記外側板は、外周が前記外筒に接触し、内周縁が、前記内側板の外周縁に所定範囲で重合して接触しており、前記内側板は、内周が前記内筒に接触し、外周縁が、前記外側板の外周縁に所定範囲で重合して接触しており、前記外側板と内側板との重合部は、締め付け部材により、締め付け、解放自在に接合され、前記外筒と内筒との偏心により、前記外側板と内側板とが偏心しているとき、前記重合部でこの偏心を吸収して、前記外側板、内側板の内筒、外筒への均等な接触を確保するようにしたことを特徴とするサイクロトロン用共振器。
IPC (2件):
H05H 13/00 ,  H05H 7/18
FI (2件):
H05H 13/00 ,  H05H 7/18

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