特許

J-GLOBAL ID：200903043748923256

水素吸蔵合金電極の製造方法

発明者： 川瀬 裕史
出願人/特許権者： 株式会社豊田自動織機製作所
代理人 (1件)： 大川 宏
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-214512
公開番号（公開出願番号）：特開平9-063573
出願日： 1995年08月23日
公開日（公表日）： 1997年03月07日
要約：

【要約】【課題】初期活性化特性や内部導電性を向上した水素吸蔵合金電極の製造方法を提供すること。【解決手段及び発明の効果】酸又はアルカリに溶解しやすい性質をもち、水素吸蔵合金粉末の表面ニッケル層しているミッシュメタルの酸化物などを酸処理又はアルカリ処理後で除去し、更にその後の還元処理により、これら酸処理又はアルカリ処理では充分に除去できなかったニッケルリッチ層の表面のニッケル酸化膜やニッケル水酸化膜を除去する。このため水素吸蔵合金粉末の反応性や導電性が向上し、水素吸蔵合金電極の初期活性化特性や導電性を向上することができる。

請求項（抜粋）：

酸及びアルカリの少なくとも一方で処理した後、水洗、乾燥した水素吸蔵合金粉末を増粘剤又は結着剤と混合して形成したペーストを金属集電体に被着して形成する水素吸蔵合金電極の製造方法において、前記水洗、乾燥後、前記水素吸蔵合金粉末を還元処理し、その後、前記増粘剤又は結着剤と混合することを特徴とする水素吸蔵合金電極の製造方法。