特許

J-GLOBAL ID：200903043757001728

耐めっき剥離性に優れた深絞り用高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法

発明者： 古野 嘉邦 ,  麻川 健一
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 田村 弘明 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-190391
公開番号（公開出願番号）：特開平5-171352
出願日： 1991年07月30日
公開日（公表日）： 1993年07月09日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、特にめっき付着量の増加や高強度化によって問題となるめっき皮膜の剥離を防ぐことのできる深絞り用で高強度の合金化溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。【構成】 C≦0.005%、Si≦0.5%、Mn=0.15〜1.5%、P≦0.07%、S≦0.03%、Al≦0.10%、N≦0.0050%、B=0.0002〜0.0050%、Nb=7.5×C(%)〜0.06%、Ti=0.003〜0.030%、Cr=0.1〜1.5%からなる成分の冷延鋼板に亜鉛めっきを施こし合金化処理でめっき層中のFe%を5〜15%に制御して厚目付けでも加工によるめっきの剥離(パウダリング性)の少ない高強度の溶融亜鉛めっき鋼板を得る。

請求項（抜粋）：

重量%で、C :0.0050%以下、Si:0.5%以下、Mn:0.15〜1.50%、P :0.070%以下、S :0.03%以下、Al:0.100%以下、N :0.0050%以下、B :0.0002〜0.0050%以下、Nb:7.5×C〜0.06(%)、Ti:0.003〜0.0300%、Cr:0.10〜1.5%を含み、残部実質的にFeからなる鋼板に亜鉛めっき層中のFe濃度が5〜15%の合金化亜鉛めっき層を施したことを特徴とする耐めっき剥離性に優れた深絞り用高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板。

IPC (6件)：

C22C 38/00 301 ,  C21D 8/04 ,  C21D 9/48 ,  C22C 38/32 ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/28