特許
J-GLOBAL ID:200903043763410060

事故点標定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 紀男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-012025
公開番号(公開出願番号):特開2000-214210
出願日: 1999年01月20日
公開日(公表日): 2000年08月04日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 回線間の電気量データ間のサンプリング同期が事前に取られていなくても、事故相を選別する機能を要せず測距可能とする。【解決手段】 事故点標定装置において、下記6つの手段を備えた。PCM電流差動リレーの信号を受信し、自端からの送信信号についての受信タイミングを計測する機能を有する第1の手段11。受信された電流データをもとに送電線上の事故検出を行ない、起動信号を出力する第2の手段12。起動信号を受け付けたときに、記憶していた電気量データの事故発生中のある所定の範囲を記憶保存する第3の手段13。記憶保存されたデータに対し各回線間の同期補正処理を施す第4の手段14。送電線の3相分のインピーダンス値及び線路長を整定値として入力できる第5の手段15。同期補正処理が施された記憶保存データと3相分のインピーダンス整定及び線路長整定を用いて事故点までの距離を標定する第6の手段16。標定値を出力する第7の手段17。
請求項(抜粋):
1号線,2号線(以下、1L,2Lと称す)送電線保護のために設置されている各々のPCM電流差動リレー(以下、PCMリレーと称す)の送信及び受信信号を受信し、且つ自端からの送信信号についての受信タイミングを計測する機能を有する第1の手段と、前記第1の手段で受信された電流データをもとに送電線上の事故検出を行ない、事故を検出した際に起動信号を出力する第2の手段と、前記第1の手段で受信した1L,2L各々の自端子、相手端子の電気量データを常時記憶しておき、前記第2の手段からの起動信号を受け付けたときに、既に記憶していた1L,2L各々の自端子及び対向端子の電気量データの事故発生中のある所定の範囲を記憶保存する第3の手段と、 前記第1の手段で自端送信信号のデータ受信時に計測された受信タイミングの情報をもとに、第3の手段で記憶保存されたデータに対し1L,2L回線間の同期補正処理を施す第4の手段と、送電線の3相分のインピーダンス値及び線路長を整定値として入力できる第5の手段と、前記第4の手段において1L,2L回線間の同期補正処理が施された記憶保存データと第5の手段で整定されたインピーダンス整定及び線路長整定を用いて事故点までの距離を標定する第6の手段と、前記第6の手段で算出された標定値を結果として外部へ出力をする第7の手段とを具備する事を特徴とする事故点標定装置。
IPC (3件):
G01R 31/08 ,  H02H 3/28 ,  H02H 3/40
FI (3件):
G01R 31/08 ,  H02H 3/28 W ,  H02H 3/40 D
Fターム (21件):
2G033AA02 ,  2G033AB01 ,  2G033AC02 ,  2G033AC04 ,  2G033AD15 ,  2G033AG14 ,  5G047AA04 ,  5G047AB05 ,  5G047BA06 ,  5G047BB01 ,  5G047BB04 ,  5G047CA01 ,  5G047CA07 ,  5G058EE02 ,  5G058EF01 ,  5G058EF02 ,  5G058EF03 ,  5G058EG09 ,  5G058EG15 ,  5G058EH02 ,  5G058EH03

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