特許
J-GLOBAL ID:200903043767084362

回転検出カウント回路における誤動作防止回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉田 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-038486
公開番号(公開出願番号):特開平9-229716
出願日: 1996年02月26日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】回転を検出しカウントを行う回路において、コンパレータの基準電圧を切り替えるヒステリシスの発生タイミングが遅くなり、ヒステリシスが発生するまでの間でチャタリングにより誤動作又はミスカウントを起こすことを防止。【解決手段】表面に金属の凹凸面を有するローターに近接配置されたコイルを用いた発振器の出力を整流・増幅した正弦波の信号を基準電圧と比較する複数のコンパレータと各コンパレータの出力の立ち上がりと立ち下がりを検出する微分回路と、微分回路の出力を方形波に変換する出力回路を備える回転検出カウント回路において、複数のコンパレータのチャタリングによる誤動作を防止するためのヒステリシス発生回路の切替信号をコンパレータ出力の1段目からとる。また、遅延用のインバータ回路を介してコンパレータの出力を微分回路に入力する。
請求項(抜粋):
表面に金属の凹凸面を有するローターに近接配置されたコイルと、このコイルを含むLC回路の振動電流で発生する磁界により前記凹凸面に渦電流を発生させ、この渦電流により前記凹凸面に磁界を発生させて、この磁界の影響で前記LC回路のインピーダンスを変化させることにより、軸回転に応じて前記凹凸に合わせて発振振幅が変化する発振器と、発振器の出力を整流する整流器と、整流された出力を増幅することで正弦波の信号を発生させる増幅器と、この正弦波の信号を複数の基準電圧と比較して方形波に変換する複数のコンパレータと、各コンパレータの出力の立ち上がりと立ち下がりを検出して方形波のセット信号とリセット信号を発生させる微分回路と、前記セット信号とリセット信号により反転するRSフリップフロップよりなる出力回路と、出力回路から出力される方形波をカウントする手段とから成る回転検出カウント回路において、前記複数のコンパレータのチャタリングによる誤動作を防止するためのヒステリシス発生回路の切替信号をコンパレータ出力の1段目からとり、ヒステリシス発生回路における基準電圧切替用のスイッチングトランジスタをNPNトランジスタとし、同一ベースとなるトランジスタを合わせ、IC内に集積することを特徴とする回転検出カウント回路における誤動作防止回路。
IPC (3件):
G01D 5/245 102 ,  G01P 3/481 ,  G01P 3/489
FI (3件):
G01D 5/245 102 D ,  G01P 3/481 D ,  G01P 3/489 A

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