特許
J-GLOBAL ID:200903043767866867
発振器
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-210153
公開番号(公開出願番号):特開平6-061801
出願日: 1992年08月06日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】 発振周波数が電源電圧に依存しない発振器を得ること。【構成】 第1の遅延回路C1において、トランジスタQ9,Q10で構成されたインバータの出力信号の振幅はトランジスタQ7,Q8で制御する。前記インバータの出力電流はトランジスタQ5,Q6によって制御する。電源1の電圧変動に伴うインバータの出力電流の変化による信号遅延時間の変化をトランジスタQ9,Q10のゲート電圧を電源電圧に応じて変えることによって打ち消す。【効果】 遅延回路C1〜C7の信号遅延時間を電源電圧の変動に関わらず一定に保ち、リングオシレータの発振周波数の電圧依存性を小さくする。
請求項(抜粋):
基準となる電圧を入力し、第1及び第2のバイアス電圧を出力するバイアス電圧発生回路と、前記バイアス電圧発生回路に各々接続され、リング状につながれ、前記第1及び第2のバイアス電圧によって動作する複数の遅延回路とを備え、各々の前記遅延回路は、第1の電源に一方電極を接続し、前記バイアス電圧発生回路に制御電極を接続して前記第1のバイアス電圧を前記制御電極に入力する第1のトランジスタと、前記第1のトランジスタの他方電極に一方電極を接続し、第2の電源に他方電極を接続した第2のトランジスタと、前記第2の電源に一方電極を接続し、前記バイアス電圧発生回路に制御電極を接続して前記第2のバイアス電圧を前記制御電極に入力する第3のトランジスタと、前記第3のトランジスタの他方電極に一方電極を接続し、前記第1の電源に他方電極を接続した第4のトランジスタと、前記第1のトランジスタの他方電極と前記第3のトランジスタの他方電極との間に接続し、前記第1及び第3のトランジスタの他方電極間の電位差を動作電圧とするインバータとを備え、前記第1及び第2の電源間の電位差を分割して異なる電位をそれぞれ前記第2及び第4のトランジスタの制御電極に与えることを特徴とする発振器。
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