特許
J-GLOBAL ID:200903043782117269

冷凍サイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-289634
公開番号(公開出願番号):特開2003-176957
出願日: 2002年10月02日
公開日(公表日): 2003年06月27日
要約:
【要約】【課題】 内部熱交換器5の熱交換量を制御するための専用部品を追加することなく、冷媒圧縮機3の吐出口より吐出される冷媒の吐出温度の異常上昇を防止することのできるヒートポンプ式給湯装置を提供する。【解決手段】 水-冷媒熱交換器4へ流入する温水の入口温度と水-冷媒熱交換器4の出口部より流出する冷媒の出口温度との温度差が一定範囲Y(例えば10°C)内に入るように、減圧弁6の弁開度を変更することによって超臨界蒸気圧縮式ヒートポンプサイクルの高圧圧力を制御することにより、冷媒の高圧圧力を調整することができるので、内部熱交換器5の熱交換能力を一定範囲内に調整することができる。それによって、冷媒圧縮機3の吐出口より吐出される冷媒の無用な吐出温度の上昇を抑制できる。これにより、コストの上昇を抑えながらも、ヒートポンプサイクルの機器の長寿命化を図ることができる。
請求項(抜粋):
被吸熱流体より吸熱して冷媒を蒸発気化させる冷媒蒸発器と、この冷媒蒸発器より吸入した冷媒を圧縮して吐出する冷媒圧縮機と、この冷媒圧縮機より吐出された冷媒と被加熱流体とを熱交換させて前記被加熱流体を加熱する加熱用熱交換器と、この加熱用熱交換器より流入した冷媒と前記冷媒圧縮機へ吸入される冷媒とを熱交換させる内部熱交換器と、この内部熱交換器から流出した冷媒を減圧して前記冷媒蒸発器に供給する減圧弁とを備え、前記冷媒圧縮機より吐出される高圧側の冷媒圧力が冷媒の臨界圧力以上となる超臨界蒸気圧縮式の冷凍サイクル装置において、前記被加熱流体の入口温度と前記冷媒の出口温度との温度差が所定の範囲内に入るように、前記減圧弁の弁開度を変更することによって高圧圧力を制御する減圧弁制御装置を備えたことを特徴とする冷凍サイクル装置。
IPC (5件):
F25B 1/00 304 ,  F25B 1/00 371 ,  F24H 1/00 611 ,  F25B 30/02 ,  F25B 43/00
FI (5件):
F25B 1/00 304 P ,  F25B 1/00 371 B ,  F24H 1/00 611 N ,  F25B 30/02 G ,  F25B 43/00 E
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平1-102254
  • 超臨界蒸気圧縮機式冷凍サイクル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-093013   出願人:株式会社デンソー, 株式会社日本自動車部品総合研究所
  • 可燃性冷媒を用いた冷蔵庫
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-049227   出願人:三菱電機株式会社
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