特許
J-GLOBAL ID:200903043785435709

真空包装装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-198777
公開番号(公開出願番号):特開平11-043107
出願日: 1997年07月24日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】 真空包装装置の休止時に蓋体を閉鎖保持可能とするものであり、かつ、特別の装置を要せずに、ヒートシール完了時にこの蓋体の閉鎖保持を解除し得る如く構成した真空包装装置を提供すること。【解決手段】 蓋体10の周縁下端面に、蓋体10を本体上面21に当接させることにより蓋体10を閉鎖状態に保持でき、この閉じられた蓋体10に上向きの力を作用させることにより前記保持を解除し得るような蓋体閉鎖保持機構(例えば磁石)を設け、ヒートシールが完了して真空チャンバ30が大気開放された時点から所定時間、シールシリンダ機構のシールバー47により、熱線受部41を介して蓋体10に上向きの力を作用せしめて、蓋体10を本体上面21から離れるまで持ち上げ、蓋体閉鎖保持機構による蓋体10の閉鎖状態を解除する。蓋体10の支軸73は、上下動可能としてもよい。
請求項(抜粋):
本体と、蓋体とを有し、該蓋体の後部に支軸を設け、該支軸を本体上面の後部に設けた軸受にて回転自在に軸支して本体上面を開閉可能とし、前記蓋体の周縁下端面全周に本体上面と蓋体との間の機密性を確保するためのシールパッキングを設け、前記蓋体の閉鎖時に蓋体と本体上面との間に真空チャンバを画成してなり、本体内部に設けられたシールシリンダ機構により上下動されるシールバーを本体上面から突出させ、該シールバーに対峙するように前記蓋体の下面に熱線受部を突設し、ヒートシール時、前記シールバーと前記熱線受部とにより袋状包装物を挟み込みヒートシールするごとく構成し、前記蓋体を、弾性体により常時開放方向に付勢し、ヒートシール完了時に前記蓋体を自動的に開放するごとくした真空包装装置において、前記蓋体の周縁下端面に、蓋体を閉じて本体上面に当接させたときに前記蓋体を閉鎖状態に保持し、前記蓋体を介し上向きの力を作用させることにより前記閉鎖保持が解除される蓋体閉鎖保持機構を設け、ヒートシールが完了して前記真空チャンバが大気開放された時点からの所定時間、前記シールシリンダ機構のシールバーにより、前記熱線受部を介して前記蓋体に上向きの力を作用せしめて前記蓋体を本体上面から離れるまで持ち上げ、前記蓋体閉鎖保持機構による蓋体の閉鎖保持を解除するごとくしたことを特徴とする真空包装装置。

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