特許
J-GLOBAL ID:200903043787972396

ローションを付された脚部カフスを有する吸収製品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-525777
公開番号(公開出願番号):特表2000-505682
出願日: 1997年12月03日
公開日(公表日): 2000年05月16日
要約:
【要約】ローション組成物でコートされた脚部カフスを含むおむつのような吸収製品が開示される。本発明において開示されるローションは、カフスが着用者の皮膚に接触する領域においてカフスと皮膚との間の摩擦を最小化させ、その結果、皮膚の刺激をより少なくする。ローション組成物はまた、着用者の皮膚に対するBMの付着をも減少させ、それによりBM清浄化の容易さを向上させる。ローション組成物は、鉱油またはペトロラタムのような可塑性または流体エモリエント、おむつの脚部カフスの表面上にエモリエントを固定するための脂肪アルコールまたはパラフィンワックスのような固定剤、および任意に、ローション組成物の処理性および/または安定性を向上させるための親水性界面活性剤を含む。エモリエントは脚部カフスの表面上に実質的に固定されるので、所望の治療的または保護的なローションコーティングの利益を与えるためにより少ないローションが必要とされる。
請求項(抜粋):
2つの縦側サイドエッジを有する吸収製品であって、前記吸収製品は、 A)バックシート、 B)前記バックシートに結合する液体透過性トップシート、 C)前記トップシートと前記バックシートとの間に位置する吸収性コア、および D)2つの前記縦側サイドエッジのそれぞれに隣接して配置されるバリヤ脚部カフスであって、前記バリヤ脚部カフスのそれぞれは、前記吸収製品の前記縦側サイドエッジに隣接して固着される近位端および前記吸収製品の少なくとも一部に固定されない遠位端を有し、前記吸収製品が着用されるとき、前記バリヤ脚部カフスのそれぞれは、前記吸収製品の内部に向かって配向する内側表面および着用者の皮膚に向かって配向する外側表面を有し、前記バリヤ脚部カフスの外側表面または内側表面の少なくとも一部がその上に、20°Cで半固形または固形であり、着用者の皮膚に少なくとも部分的に移行可能である有効量のローションコーティングを配置させ、前記ローションコーティングが、 (i)20°Cで可塑性または流体コンシステンシーを有し、石油系エモリエント、脂肪酸エステルエモリエント、アルキルエトキシレートエモリエント、およびそれらの混合物がらなる群より選択される成員を含む約10から約95%の実質的に水分のないエモリエント、および (ii)バリヤ脚部カフスの前記外側表面または前記内側表面上の前記エモリエントを固定することが可能な約5から約90%の剤であって、前記固定剤は少なくとも約35°Cの融点を有する固定剤を含むバリヤ脚部カフスを具備する吸収製品。
IPC (4件):
A61F 13/49 ,  A61F 5/44 ,  A61F 13/15 ,  A61F 13/494
FI (3件):
A41B 13/02 N ,  A61F 5/44 H ,  A41B 13/02 K

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