特許
J-GLOBAL ID:200903043787983754

免震システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-330373
公開番号(公開出願番号):特開2004-162410
出願日: 2002年11月14日
公開日(公表日): 2004年06月10日
要約:
【課題】十分な免震性能を得ることができる免震システムを提供する。【解決手段】免震システム11は、プレキャスト基礎部材12が格子状に連結されて一体化されている。一体化されたプレキャスト基礎部材12が現場打ちコンクリートによって地盤上に一体化されることにより、コンクリート基礎13が構築されている。このプレキャスト基礎部材12には免震装置14が複数載置されている。さらに、これらの免震装置14にはプレキャスト枠15が載置されている。プレキャスト枠15の上面には、木造住宅が構築される。免震装置14は、アイソレータ32と、鋼球33と、位置決めばね34とから構成されている。鋼球33は、位置決めばね34の付勢力によって、位置決め凹部41に嵌合されている。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
地盤上に設置される基礎部材と、該基礎部材に載置される免震装置と、該免震装置に載置され建造物を支持するプレキャスト枠とから構成され、前記地盤から伝播する振動エネルギーを吸収可能な免震システムであって、 前記免震装置は、弾性変形によって振動エネルギーを吸収可能な弾性体と、該弾性体を前記基礎部材及びプレキャスト枠の間に位置決めする位置決め手段とを備え、前記弾性体の弾性変形によって振動エネルギーを吸収する弾性吸収と、該弾性吸収に加えて弾性体とプレキャスト枠の動摩擦及び弾性体と基礎部材の動摩擦によって振動エネルギーを吸収する弾性摩擦吸収と、によって振動エネルギーを吸収可能であり、前記位置決め手段による弾性体の位置決めが振動エネルギー応じて解除されることにより、前記弾性吸収から弾性摩擦吸収に移行することを特徴とする免震システム。
IPC (3件):
E04H9/02 ,  E04B1/36 ,  F16F15/04
FI (5件):
E04H9/02 331Z ,  E04H9/02 331E ,  E04B1/36 D ,  E04B1/36 F ,  F16F15/04 D
Fターム (6件):
3J048AA02 ,  3J048AC01 ,  3J048BA08 ,  3J048BE12 ,  3J048DA01 ,  3J048EA38
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 免震構造体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-175821   出願人:株式会社ブリヂストン
  • 免震構造物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-112370   出願人:黒沢建設株式会社

前のページに戻る