特許
J-GLOBAL ID:200903043798888141

仮想計算機方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-216780
公開番号(公開出願番号):特開平5-053841
出願日: 1991年08月28日
公開日(公表日): 1993年03月05日
要約:
【要約】【目的】 端末装置を仮想計算機システムの仮想コンソール装置として使用可能にし、かつ遠隔地から仮想コンソール装置の操作を行えるようにすることを目的とする。【構成】 仮想計算機システムにおいて、端末で仮想コンソール装置の操作を行うときに、仮想計算機接続要求処理手段3および仮想計算機接続処理手段13を用いて端末装置を仮想コンソール装置として使用することを可能にし、また、仮想コンソール表示データ転送手段15および端末画面表示手段5を用いてコンソール表示を行い、入力域開設処理手段7、入力メッセージ送信手段9および入力域閉鎖通知手段11を用いて仮想コンソール装置に対する表示・入力制御を行うことを特徴とする。
請求項(抜粋):
時分割システムジョブ配下のセッションをもつ端末と、仮想コンソール装置をもつ仮想計算機と、この両者を結合する仮想計算機モニタとを備えた仮想計算機方式において、上記端末は、上記仮想計算機との接続を要求する接続要求を発行する手段を、上記仮想計算機モニタは、この接続要求に応じて上記仮想コンソール装置と上記端末とを接続する手段およびこの接続の終了を示す接続終了通知を生成する手段を、上記端末は、この接続終了通知を受け取る手段を、上記仮想計算機モニタは、上記仮想計算機との接続後に上記仮想コンソール装置への表示データが格納された仮想画面から表示データを取り出して上記端末へ転送する手段を、上記端末は、転送された表示データを端末に出力する手段、転送された表示データのすべてを画面出力しかつ次の表示データの転送待ちであることを通知する手段、上記仮想コンソール装置からの入力が生じた場合にこの入力を可能にする手段および入力域が開設中であることを示す入力域開設中通知を生成する手段を、上記仮想計算機モニタは、この入力域開設中通知に応じて上記仮想計算機からの仮想画面の表示データ転送を停止させる手段を、上記端末は、入力域開設後に入力したメッセージを上記仮想計算機へ送信する手段を、上記仮想計算機モニタは、上記端末からの入力メッセージを上記仮想計算機に処理依頼する手段および上記端末から送信されたメッセージを上記仮想計算機で受信したことを示すメッセージ受信通知を生成する手段を、上記端末は、このメッセージ受信通知を確認する手段およびこの確認後に端末の入力域を閉鎖しかつこの閉鎖が終了したことを示す閉鎖終了通知を生成する手段を、上記仮想計算機モニタは、この閉鎖終了通知に応じて表示データを仮想画面から再度転送することを開始させる手段を、上記端末は、自端末を仮想コンソールとして使用することを停止する場合に自端末から上記仮想計算機を切断する切断要求を発行する手段を、上記仮想計算機モニタは、この切断要求に応じて上記仮想計算機および上記仮想コンソール装置を上記端末から切断する手段をそれぞれ備えたことを特徴とする仮想計算機方式。
IPC (4件):
G06F 9/46 350 ,  G06F 3/14 340 ,  G06F 13/00 354 ,  G06F 15/00 310

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