特許
J-GLOBAL ID:200903043799050338

酸素分析方法とそれに用いられる装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-092067
公開番号(公開出願番号):特開平6-281618
出願日: 1993年03月26日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 測定精度と応答速度とを、共に、高度に満足せしめつつ、広い酸素濃度範囲の被測定ガスを測定することのできる酸素分析方法の提供。【構成】 基準電極24と測定電極20が設けられた固体電解質体12を有する電気化学的セル28を備えた酸素分析装置10を用い、基準電極24と測定電極20の間に微小電流を給電して電気化学的セル28の酸素ポンピング作用により基準電極24周りに基準ガスを自己生成させて、該基準ガスと測定電極20が晒される被測定ガスとの酸素濃度差に応じた出力を電気化学的セル28の起電力値として得るに際して、基準電極24と測定電極20の間に給電する微小電流値を、被測定ガス中の酸素濃度の測定レンジの最大値に応じて、該測定レンジの最大値が大きい程電流値が大きくなるように切り換えるようにした。
請求項(抜粋):
酸素イオン伝導性の固体電解質体に対して、基準ガスに晒される基準電極と被測定ガスに晒される測定電極が形成されると共に、前記基準電極の周りに基準ガス室が形成された電気化学的セルを備えてなる酸素分析装置を用い、前記基準電極と前記測定電極の間に微小電流を給電せしめて、かかる電気化学的セルの酸素ポンピング作用に基づき、基準ガス室に高酸素濃度の基準ガスを生成することにより、前記被測定ガス中の酸素濃度に応じた出力を、かかる電気化学的セルにおける起電力値として得るに際して、前記基準電極と測定電極の間に給電する微小電流値を、前記被測定ガス中の酸素濃度の測定レンジの最大値に応じて、該測定レンジの最大値が大きい程電流値が大きくなるように切り換えることを特徴とする酸素分析方法。
IPC (2件):
G01N 27/409 ,  G01N 27/419
FI (2件):
G01N 27/58 B ,  G01N 27/46 327 R

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