特許
J-GLOBAL ID:200903043799398695

逆流防止口を有する燃料ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-084337
公開番号(公開出願番号):特開平6-280777
出願日: 1993年04月12日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、導入される燃料を側方向にそらせることによって遠心燃料ポンプの吸い上げ許容量を増加させ、実質的に入口通路への燃料の逆流を防止することを目的としている。【構成】 ポンプの羽根車112と燃料入口114との間にそらせ板116を設けている。前記そらせ板116は入口開口部162の上方にあって、該羽根車112が入口162を通過する燃料の逆流を実質的に防止する。同様に該そらせ板によって導入される燃料は全体として円周方向に流れてポンプ内の環状通路136に到達し、回転羽根車112によって燃料の圧力が増加する。これにより効率及び許容量は最大限になる。
請求項(抜粋):
ハウジングと、該ハウジング内の環状通路と、該ハウジング内にあって前記環状通路内に開口して連通する燃料入口と、該入口の下流のほぼ円周方向に離間した位置において前記環状通路と連通する出口と、環状通路を有する羽根車であってほぼ半径方向に延び円周方向に離間した複数の羽根を有して前記ハウジング内の前記環状通路に対向して開口する空所を前記羽根相互間に円周に沿って形成したものと、前記環状通路へ前記入口が開口している部分を被い、前記ハウジング内の環状通路と前記羽根車との間に配置され、半径方向と円周方向に延びるそらせ板とを包含し、該そらせ板が前記ハウジング内の該環状通路へ該入口が開口する場合に該開口部分の半径方向及び円周方向への全延長部の少なくともほぼ2分の1に覆い被さり、前記羽根車が回転して前記出口から燃料を排出するとき、羽根車の回転によって前記空所が前記そらせ板上を通過するので、該そらせ板により該空所から入口への燃料の逆流がほぼ無くなるようにしたことを特徴とする燃料ポンプ。
IPC (2件):
F04D 7/02 ,  F02M 37/08
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-155696
  • 特開昭58-023295
  • 特開昭58-119991

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