特許
J-GLOBAL ID:200903043800078705

地下構造物のコンクリート側壁構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-186911
公開番号(公開出願番号):特開平5-009946
出願日: 1991年07月01日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 工期を短縮し、作業性を向上させる。【構成】 地盤G内に所定の大きさの掘削孔1を掘削し、該掘削孔1の底部2に底版3を設置する。該底版3の外周を外型枠4により覆い、底版3の上に内型枠6を設置する。ここれら内・外型枠6・4間に籠状に組み上げた鉄筋を設置する。この掘削孔1に液体7を充填する。これら内・外型枠6・4間の液体7の上面を、掘削孔1と外型枠4との間及び内型枠6間に充填された液体7の上面より下げて、コンクリートを打設する。【効果】 内外型枠間の流体の上面を下げてコンクリートを打設するため、内・外型枠にかかる側圧をそれぞれ均等にし、コンクリート打設を容易にし、支保工やセパレーターを使用する必要性をなくし、作業性を向上させ、コンクリート打設高さを高め、工期を短縮することができる。
請求項(抜粋):
地盤内に掘削した掘削孔の底部に底版を形成し、該底版の周囲上部の側壁構築部分にコンクリート側壁を構築する方法であって、前記コンクリート側壁構築部分に内型枠及び外型枠を設置するとともに、これら内・外型枠間には鉄筋を配設し、前記掘削孔に液体を充填し、これら内・外型枠間の流体圧を内外型枠外部よりも下げた状態で流体圧によって支保されるこれら内・外型枠間に、コンクリートを打設することを特徴とする地下構造物のコンクリート側壁構築方法。

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