特許
J-GLOBAL ID:200903043806611979

配向ポリエステルフィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安達 光雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-125725
公開番号(公開出願番号):特開平5-295133
出願日: 1992年04月17日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】 平坦易滑性、耐削れ性および耐スクラッチ性に高度に優れた高品質の配向ポリエステルフィルムを提供する。【構成】 ポリエステルフィルム中に、平均粒径が0.1〜3μmの相互侵入網目構造(IPN)型高分子微粒子を0.01〜2.0重量%、および、熱伝導率が0.01cal/sec・cm・°C以上でありかつ突起形成能が10個/mm2 未満である高熱伝導性微粒子を0.05〜2.0重量%含有する。IPN型高分子微粒子は、スチレンモノマー(A)、ポリエステルとの化学結合が可能な官能基を有するビニルモノマー(B)、および分子内に2個以上のビニル結合を有する少なくとも1種の架橋性ポリビニルモノマー(C)を含む共重合体からなる微粒子内に、該微粒子と実質的に化学結合しない水溶性高分子化合物(D)を該微粒子に対し1〜40重量%含んでいる。図1はフィルムの耐スクラッチ性を評価するための装置を示している。
請求項(抜粋):
スチレンモノマー(A)、ポリエステルと化学結合が可能な官能基を有するビニルモノマー(B)、および分子内に2個以上のビニル結合を有する少なくとも1種の架橋性ポリビニルモノマー(C)を含む共重合体からなる微粒子内に、該微粒子と実質的に化学結合しない水溶性高分子化合物(D)を相互侵入網目構造(IPN)型高分子として前記微粒子に対して1〜40重量%含む、平均粒径が0.1〜3μmであるIPN型架橋高分子微粒子0.01〜2.0重量%と、熱伝導率が0.01cal/cm・sec・°C以上でありかつ突起形成能が10個/mm2 未満である高熱伝導性微粒子0.05〜2.0重量%とを含有することを特徴とする、配向ポリエステルフィルム。
IPC (8件):
C08J 5/18 CFD ,  B29C 55/12 ,  C08L 67/02 LPB ,  G11B 5/704 ,  B29K 67:00 ,  B29K105:16 ,  B29L 7:00 ,  C08L 67:00

前のページに戻る