特許
J-GLOBAL ID:200903043809037467

エンジン振動低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-341218
公開番号(公開出願番号):特開平5-169984
出願日: 1991年12月24日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】小さな動力で大振幅の振動を発生し、効果的にエンジン振動を低減することが可能なエンジン振動低減装置を提供する。【構成】エンジン振動低減装置としてのエンジンマウント4は、エンジンに固定されたブラケット3と車体2との間に介在される。エンジンマウント4は、エンジン振動の伝達方向である上下方向へ往復動可能な可動鉄心9と、同じく上下方向へ伸縮可能な圧縮コイルばね11とを備えている。可動鉄心9の周囲には電磁コイル12が配設されている。可動鉄心9に交流電流が流されることによって励磁状態が切替えられ、可動鉄心9及び圧縮コイルばね11が振動する。この振動に基づき発生する荷重がエンジン振動を打ち消すよう作用する。そして、前記可動鉄心9及び圧縮コイルばね11からなる振動系の共振周波数ωnは、アイドル時のエンジン振動の周波数とほぼ同一に設定されている。
請求項(抜粋):
エンジン振動の伝達経路の途中に設けられ、そのエンジン振動の伝達方向へ往復動可能な質量体と、前記伝達経路の途中に設けられ、前記エンジン振動の伝達方向へ伸縮可能な弾性体と、前記質量体を駆動して同質量体及び弾性体を強制的に振動させ、その振動にて前記エンジン振動の伝達を低減させるための駆動手段とを備え、前記質量体及び弾性体からなる振動系の共振周波数を、アイドル時におけるエンジン振動の周波数とほぼ同一に設定したことを特徴とするエンジン振動低減装置。

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