特許
J-GLOBAL ID:200903043809058197

酸素濃度センサのヒータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-232472
公開番号(公開出願番号):特開2000-065780
出願日: 1998年08月19日
公開日(公表日): 2000年03月03日
要約:
【要約】【課題】 酸素濃度センサのヒータ電力算出のための回路を簡単化する。【解決手段】 サブマイコン18は、ヒータデューティDutyを制御すると共に、ヒータ15に電力を供給する電源の電圧VB をA/D変換器34を介して取り込み、ヒータ15の印加電圧の代用情報として電源電圧VB を用いて、次のいずれかの式でヒータ電力を算出する。ヒータ電力=VB 2 /R×Duty 又は、ヒータ電力=VB 2 ×Dutyここで、Rはヒータ抵抗値である。ヒータ抵抗値Rは安定領域でほぼ一定となるため、ヒータ抵抗値Rは定数と見なせる。従って、ヒータ電力を算出するのに必要な未知の情報(変数)は、ヒータ印加電圧Vの代用情報である電源電圧VB とヒータデューティDutyのみとなる。ヒータデューティDutyは、サブマイコン18自身が制御するため、その制御値をそのまま利用すれば良い。
請求項(抜粋):
酸素濃度センサのセンサ素子を加熱するヒータへの通電を制御することで、該センサ素子の温度を制御する酸素濃度センサのヒータ制御装置において、前記ヒータの通電率を制御するヒータ制御手段と、前記ヒータに電力を供給する電源の電圧を検出する電源電圧検出手段と、前記電源電圧と前記ヒータの通電率とに基づいて該ヒータへの供給電力(以下「ヒータ電力」という)を算出するヒータ電力算出手段とを備えていることを特徴とする酸素濃度センサのヒータ制御装置。

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