特許

J-GLOBAL ID：200903043810433198

音響インクジェット記録ヘッド及びその製造方法

発明者： 浜崎 聡信 ,  池田 宏
出願人/特許権者： 富士ゼロックス株式会社
代理人 (1件)： 中島 淳 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-332661
公開番号（公開出願番号）：特開2001-150665
出願日： 1999年11月24日
公開日（公表日）： 2001年06月05日
要約：

【要約】【課題】 インク液面保持プレートの強度を保ちつつ耐インク腐蝕性を向上させるとともに、インク中の音場を乱すクロストークを抑制した音響インクジェット記録ヘッド及びその製造方法を得る。【解決手段】 音響インクジェット記録ヘッド12は、インク116の自由表面118を保持するための開口40を有するインク液面保持プレート22を備え、金属製のプレート本体36のインク接触側に、プレート本体36より耐インク腐蝕性が高く、且つ、音響インピーダンスが小さい樹脂層38が設けられている。これにより、インク液面保持プレート22の強度を保ちつつ、耐インク腐蝕性が向上でき、また、超音波発生用振動子30からインク中に放射される超音波の漏れ分がインク液面保持プレート22に達しても、樹脂層38によって反射波のエネルギは小さくなるため、インク中の音場を乱すクロストークが抑制できる。

請求項（抜粋）：

インク中に超音波を放射し、そのエネルギでインクの自由表面から液滴を噴射するオンデマンドの音響インクジェット記録ヘッドにおいて、前記自由表面を保持するための開口を有するインク液面保持プレートを備え、前記インク液面保持プレートのプレート本体のインク接触側に、前記プレート本体より耐インク腐蝕性が高く、且つ、音響インピーダンスが小さいプレート保護層が設けられていることを特徴とする音響インクジェット記録ヘッド。

IPC (2件)：

B41J 2/015 ,  B41J 2/135

FI (2件)：

B41J 3/04 103 Z ,  B41J 3/04 103 N

Fターム (10件)：

2C057AF08 ,  2C057AF99 ,  2C057AG44 ,  2C057AG62 ,  2C057AP22 ,  2C057AP23 ,  2C057AP31 ,  2C057AP57 ,  2C057AP60 ,  2C057BA14