特許
J-GLOBAL ID:200903043811396270

電動機のリード線引出し構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-352064
公開番号(公開出願番号):特開平11-178270
出願日: 1997年12月05日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】 保持力が強く、アース接続が安定し、かつ防滴等の信頼性が高い電動機のリード線引出し構造を提供する。【解決手段】 リード線3を、電動機の外枠1に設けたリード線通し穴2から、リード線3のシールド3aと外枠を電気的に導通させて、電動機外部に引き出すリード線引出し構造において、リード線3の周囲に樹脂6をモールドし、この樹脂6をリード線3の長さ方向の両側から導電性のクランプ材7、8で挟持するとともに、シールド3aをクランプ材8に接触させ、両クランプ材7、8を、外枠1に押圧して取り付けるようにする。したがって、クランプ材7、8で樹脂6を介して強固に保持するので、保持力が増し、また、導電性のクランプ材7、8は電気的な抵抗値が低いので、リード線3と電動機の外枠1のアース接続が安定する。さらに、面と面を押圧して水滴等の侵入を防ぐので、防滴等の信頼性が向上する。
請求項(抜粋):
固定子コイルと電気的に接続されたリード線を、電動機の外枠に設けたリード線通し穴から、前記リード線のシールドと前記外枠を電気的に導通させて、電動機外部に引き出すリード線引出し構造において、リード線の周囲に樹脂をモールドし、この樹脂をリード線の長さ方向の両側から導電性のクランプ材で挟持するとともに、前記シールドを前記クランプ材に接触させ、前記両クランプ材を、前記外枠に押圧して取り付けたことを特徴とする電動機のリード線引出し構造。

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