特許
J-GLOBAL ID:200903043811983426

マルトデキストランをベースとする接着剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-540122
公開番号(公開出願番号):特表2002-515925
出願日: 1997年05月06日
公開日(公表日): 2002年05月28日
要約:
【要約】本発明は再湿及び非-再湿接着剤を目的とし、その接着剤は、約5〜19デキストロース当量の還元糖含量及び約60〜80%の固形分含量を有する、少なくとも約50重量%のマルトデキストリンシロップ、水及び有効量の他の慣用の接着剤添加剤を含有する。接着剤が再湿接着剤であるときは、40%以下のアミロース含量及び約0.01〜約0.50未満のD.Sを有する化学的に誘導体化された澱粉が用いられる。好ましい再湿接着剤は約15〜90重量%のポリ酢酸ビニル及び/またはポリエチレン酢酸ビニルも含有する。マルトデキストリンシロップは、高固形分、単相酵素転化法により、転化もしくは非転化で、化学的に誘導体化または誘導体化されない粒状澱粉から製造する。誘導体化する時、マルトデキストリンは、(i)約0.01より大きく約0.50未満の置換度を与えるのに十分な量の置換基を有する。いくつかの化学的に誘導体化されたマルトデキストリンは、約630〜1600ダルトンの間に1個のピークと約1,600〜約2,500,000ダルトンの間に少なくとも1個の他のピークを有する多モード分子量分布を有する。
請求項(抜粋):
高固形分、再湿接着剤であって、本質的に、 a)約60〜約80重量%の固形分含量及び約40〜約20重量%の水を有する、少なくとも約50重量%のマルトデキストリンシロップであって、40%以下のアミロース含量を有する、転化または非転化の化学的に誘導体化された澱粉から製造され、前記マルトデキストリンは(i)約0.01よりも大きく、約0.50より小さい置換度を与えるのに十分な置換基、(ii)約5〜約19デキストロース当量の還元糖含量並びに(iii)約630〜約1600ダルトンの間の1個のピーク及び約1600〜約2,500,000ダルトンの間に少なくとも1個の他のピークを有する多モード分子量分布を有するもの、 b)0〜約50重量%の水、及び c)前記再湿接着剤中の前記マルトデキストリンシロップの重量を基準として、有効量の防腐剤、保湿剤、脱泡剤、可塑剤、レオロジー変性剤及び/または解膠塩、からなる前記再湿接着剤。
IPC (2件):
C09J103/00 ,  C09J131/04
FI (2件):
C09J103/00 ,  C09J131/04

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