特許
J-GLOBAL ID:200903043817370523

歯付工作物の歯面のばり取りおよび精密機械加工を行うための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-179760
公開番号(公開出願番号):特開2003-025150
出願日: 2002年06月20日
公開日(公表日): 2003年01月29日
要約:
【要約】【課題】 単一のクランプ手段を用いて歯付工作物の歯面のばり取り、および精密機械加工を行うことができる装置を提供すること。【解決手段】 本発明によれば、工具スピンドルと、工具スピンドルを駆動させるためのモータと、工作物のためのクランプ手段を備えた工作物スピンドルと、工作物スピンドルを駆動させるためのモータと、工作物の軸線に対する工作物の歯の角度位置を測定するための、工作物スピンドルに相関したセンサと、工具スピンドルおよび工作物スピンドルの駆動モータを結合する電子歯車であって、センサの信号に応じて、歯と間隙が整列するように、精密機械加工工具と工作物を互いに相対的に回転させる電子歯車とを有する装置が提供される。工具スピンドル上には、精密機械加工工具に加えて、少なくとも1つの歯付ばり取り工具が固定的に配置される。工具スピンドルに対するばり取り工具および精密機械加工工具の回転位置は、割出しによって定められる。
請求項(抜粋):
工作物と回転係合する歯車状の精密機械加工工具によって、歯付工作物の歯面のばり取りおよび精密機械加工を行うための装置であって、機械フレームと、該機械フレーム上に可動に支持され、第1の軸線Xに沿って移動するように駆動される第1のスライドと、該第1のスライド上に可動に支持され、前記第1の軸線Xに対して直角に配置される第2の軸線Zに沿って移動するように駆動される第2のスライドと、該第2のスライドに旋回可能に接続され、前記精密機械加工工具と前記工作物との軸線交差角を調節するために前記第1の軸線Xに平行な第3の軸線Aを中心として回転するように構成された工具ヘッドと、工具スピンドルを駆動させるために前記工具ヘッド上に配置されたモータと、前記工作物を取り付けるためのクランプ手段を備えた工作物スピンドルと、該工作物スピンドルを駆動させるためのモータと、前記工作物の軸線に対する工作物の歯の角度位置を測定するための、前記工作物スピンドルに相関したセンサと、前記工具スピンドルの駆動モータと前記工作物スピンドルの駆動モータとを結合する電子歯車であって、前記センサの信号を用いて、歯と間隙が整列するように、前記精密機械加工工具と前記工作物とを互いに相対的に回転させるように構成された電子歯車と、を有するばり取りおよび精密機械加工装置において、前記精密機械加工工具に加えて、少なくとも1つの歯付ばり取り工具が前記工具スピンドル上に配置されており、前記工具スピンドルに対する該ばり取り工具および前記精密機械加工工具の回転位置が、割出しによって定められている、ばり取りおよび精密機械加工装置。
Fターム (3件):
3C025DD02 ,  3C025DD09 ,  3C025DD12

前のページに戻る