特許
J-GLOBAL ID:200903043828811637
暗号装置、復号装置、鍵生成装置、プログラム及び方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
鈴江 武彦
, 河野 哲
, 中村 誠
, 蔵田 昌俊
, 村松 貞男
, 橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-149052
公開番号(公開出願番号):特開2005-331656
出願日: 2004年05月19日
公開日(公表日): 2005年12月02日
要約:
【課題】 量子計算機が出現しても安全性が確保でき、現在の計算機でも安全に実現可能であるとともに、小電力環境での実現可能性がある公開鍵暗号方式を構成する。【解決手段】 代数曲面XのファイブレーションX(x,y,t)上の代数曲線(因子)のうちのセクションDを秘密鍵に用いた構成により、現代の数学で未解決の難問である代数曲面上の因子を求める求因子問題に安全性の根拠をおく公開鍵暗号方式の暗号装置、復号装置又は鍵生成装置を実現した。これにより、上記課題を解決する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
復号用の秘密鍵が代数曲面XのファイブレーションX(x,y,t)=0に対応する2つ以上のセクションのとき、公開鍵である代数曲面XのファイブレーションX(x,y,t)に基づいて、メッセージmを暗号化するための暗号装置であって、
メッセージmを1変数tで次数(r-1)以下の平文多項式m(t)の係数として埋め込む平文埋め込み手段と、
3変数x,y,tのランダムな多項式p(x,y,t),q(x,y,t)を生成する多項式生成手段と、
次数r以上のランダムな1変数既約多項式f(t)を生成する1変数既約多項式生成手段と、
前記平文多項式m(t)に対し、前記各多項式p(x,y,t),q(x,y,t),f(t)と前記定義式X(x,y,t)とを加算、減算及び乗算のうち少なくとも一つを含む演算を行う暗号化処理により、前記平文多項式m(t)から暗号文F=Epk(m,p,q,f,X)を生成する暗号化手段と
を備えたことを特徴とした暗号装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (6件):
5J104AA18
, 5J104AA25
, 5J104JA21
, 5J104JA24
, 5J104JA26
, 5J104NA16
引用文献:
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