特許
J-GLOBAL ID:200903043832458046

複素粘性係数及び複素係数の測定装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 相田 伸二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-526580
公開番号(公開出願番号):特表平9-512096
出願日: 1995年04月19日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】粘度計100は、振動装置120に制御信号を供給する信号発生器111により作動される差動増幅器110を有しており、前記振動装置120は、所望の形で制御基準電圧により要求されるような歪を発生させるのに十分なだけの力をもつ。振動装置120はシャフト125を作動させるようになっている。上部プレート130はシャフト125の先端部に接合されている。下部プレート140は、上部プレート130に対して隣接し、かつ実質的に平行に配置されており、これらにより、流体サンプル150が充填され得る空間が形成されるようになっている。上部プレートの変位h(t)はセンサ180によって測定される。プレート140は作用力測定手段160上に搭載されており、この作用力測定手段160は下部プレート140を、フレーム165に対して実質的に静止した形で保持している。作用力測定手段160は出力信号、即ち作用力信号f(t)を供給する。即ち、この信号f(t)は、上部プレート130の動きに対して反応する形で流体サンプル150がプレート130、140に作用させる力を示すものである。この作用力は、等式;G*(ω)=h3/3πa4F(ω)/H(ω)、により流体サンプル150の粘性係数に関連付けられている。なお、この等式において、G*(ω)は複素係数であり、F(ω)はf(t)のフーリエ変換であり、H(ω)はh(t)のフーリエ変換であり、aはプレート130の半径であり、hはプレート130、140の間の平均間隔である。
請求項(抜粋):
流体の複素粘性係数の測定を行う粘度計であり、該粘度計は振動手段を有し、前記振動手段は、流体表面に交互運動を伝達することにより、前記流体に対応した交互流動を起こさせ得るようになっていると共に、該流動により、前記流体が、該流体の粘性係数に関係づけられた反作用としての交互的作用力を、前記振動手段上に作用させ得るようになっており、前記反作用としての交互的作用力に関係づけられた作用力信号を発する作用力測定手段を設け、前記流体表面の交互運動に関係づけられた運動信号を発する変位測定手段を設け、前記作用力信号と前記運動信号に基づいて前記流体の複素粘性係数を演算する処理手段を設けて構成される。
FI (2件):
G01N 11/16 B ,  G01N 11/16 A
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特表平7-504032
審査官引用 (1件)
  • 特表平7-504032

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