特許
J-GLOBAL ID:200903043834083570

車両用空調制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-324136
公開番号(公開出願番号):特開2000-142093
出願日: 1998年11月13日
公開日(公表日): 2000年05月23日
要約:
【要約】【課題】 車両用空調制御装置に関し、窓ガラスの曇りの発生度合いを確実に低減させることができるようにすることを目的とする。【解決手段】 冷媒蒸発器5の出口空気温度を検出する出口空気温度検出手段25と、車室内外の環境情報に基づき出口空気温度に関する冷媒圧縮機7の始動温度及び停止温度を設定する温度設定手段20Aと、出口空気温度検出手段25からの出口空気温度が始動温度Tonよりも大きくなると停止温度Toff以下となるまで冷媒圧縮機7を駆動する圧縮機駆動制御手段20Bと、曇り判断手段20Cにより窓ガラス内側表面の曇りの発生が判断されると停止温度Toff又は始動温度Tonを曇りの発生が判断されたときの停止温度又は始動温度よりも低くするように設定変更する温度設定変更手段20Dとを有し、圧縮機駆動制御手段20Aは、曇りの発生後は温度設定変更手段20Dにより設定変更された停止温度Toff又は始動温度Tonに基づき冷媒圧縮機7を駆動制御する。
請求項(抜粋):
吸引した冷媒を圧縮して吐出する冷媒圧縮機と、空調用ダクト内に配置されて前記冷媒圧縮機の作動によって供給された低温低圧の冷媒との熱交換によって車室内に送られる空気を除湿冷却する冷媒蒸発器とを有する冷房サイクルをそなえ、前記冷媒蒸発器の出口空気温度を検出する出口空気温度検出手段と、少なくとも前記車室内外の環境情報に基づき、前記出口空気温度に関する前記冷媒圧縮機の始動温度及び停止温度を設定する温度設定手段と、前記出口空気温度検出手段からの出口空気温度が前記始動温度よりも大きくなると前記停止温度以下となるまで前記冷媒圧縮機を駆動する圧縮機駆動制御手段と、前記車室を構成する窓ガラス内側表面の曇りの発生を判断する曇り判断手段と、前記曇り判断手段により前記曇りの発生が判断される毎に、前記停止温度を曇りの発生が判断されたときの停止温度よりも低くするように設定変更する温度設定変更手段とを有し、前記圧縮機駆動制御手段は、曇りの発生後は前記温度設定変更手段により設定変更された停止温度に基づき前記冷媒圧縮機を駆動制御することを特徴とする、車両用空調制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-014514

前のページに戻る